ドア補修はDIYと業者依頼のどっちがいい?後悔しない選び方と費用相場を解説

2025/02/13

「ドアに穴が空いた」「ドアの開閉が悪くなった」「ドアのキズが気になり始めた」といったときに必ず直面するのが、DIYで直すか、業者に依頼するかという選択です。

 

「安く済ませたいけれど失敗は避けたい」「きれいに直したいけれど高額な出費は控えめにしたい」と悩むことでしょう、結論からお伝えすると、DIYで対応できる軽度な補修から、必ず業者に依頼すべき重度の損傷まで、状況によって最適な選択は変わってきます。

 

この記事では、ドアの状態に応じた補修方法の選び方から、DIYのコツ、業者選びのポイント、費用相場などを詳しく解説していきます。


【状況別】ドア補修はDIYか業者依頼のどっちがいい?

ドアの修理方法は、状況によって最適な選択肢が変わります。傷や凹み、穴あき、開閉の不具合など、トラブルの内容に応じてDIYと業者依頼のどちらが適しているのか、それぞれのケースを詳しく解説します。

 

ドアに傷や凹みがある

小さな傷や凹みの場合はDIYでの補修が可能です。

木工パテや補修ペンを使えば、素人でも比較的簡単に補修できます。ただし、傷が深い場合や範囲が広い場合は業者への依頼をおすすめします。なぜなら、DIYでは表面のツヤや木目まで完璧に再現するのは難しく、かえって補修跡が目立ってしまうリスクがあるからです。一方でプロの技術があれば、傷の深さに関係なく美しい仕上がりが期待できます。

 

穴が空いた

ドアに穴が空いた場合は、業者への依頼が最適です。

一般的な住宅のドアは「フラッシュドア」と呼ばれる中空構造になっており、DIYでの修理は非常に困難です。DIYで補修ができないわけではありませんが、ご自身でパテを使って穴を埋めても、内部が空洞のため強度が保てません。また、表面の色や木目を完全に合わせるには高度な技術が必要です。業者に頼めば、専用の材料と技術で見分けがつかないほどきれいに補修できます。

 

開閉しづらい

ドアの開閉の不具合は、原因によってDIYか業者依頼かを判断します。

蝶番のネジの緩みが原因なら、ドライバーで締め直すだけでDIY対応可能です。しかし、蝶番自体の変形や破損、ドア本体の歪みが原因の場合は業者依頼が必須です。部品交換や調整には専門的な知識と技術が必要で、誤った修理は開閉不具合をさらに悪化させる恐れがあります。

 

ドアクローザーの調子が悪い

ドアクローザーの不具合は、基本的に業者への依頼をおすすめします。

クローザーはドアの開閉速度を制御する精密な機構を持つため、素人の調整では却って故障を招く恐れがあります。また、部品交換が必要な場合は、ドアの重量や使用環境に合わせた適切な製品選びと、正確な取付位置の調整が必要です。このような作業は、専門知識を持った業者でなければ難しいでしょう。


ドアをDIYで補修する方法

ここでは、ドアをDIYで補修する方法をお伝えします。DIYは、できるだけお金をかけずにドアを補修できるのがメリットです。DIY補修に必要な道具や手順を見ていきましょう。

 

ドアの傷を補修する場合

DIYでドアの傷を補修する際は、下記の道具を揃えましょう。

 
  • 木工パテ
  • 紙やすり
  • ヘラ
  • 補修マーカー
 

まず傷の周りの汚れを落とし、木工パテをヘラで傷に埋め込みます。パテが完全に乾燥したら、紙やすりで表面を平滑にします。最後に、補修マーカーでパテの色をドアの色に合わせましょう。

 

なお、この方法は傷が浅い場合に適した方法であり、木目の再現まではできません。

 

ドアの穴を補修する場合

ドアの穴を補修する場合は、下記の道具を揃えましょう。

 
  • パテ
  • 化粧フィルム(もしくは塗料)
  • サンドペーパー
  • スキージー
  • カッター
 

補修手順としては、まず穴の周りをきれいにしてパテで穴を埋めます。パテ乾燥後、サンドペーパーで表面を平らに整え、化粧フィルムを貼るか塗装で仕上げます。
ただし、フラッシュドアは穴の内部が空洞のため、単純にパテを詰めるだけでは強度が保てません。DIYでの穴補修は、見栄えや強度の面で限界があり、特に大きな穴は業者に依頼することをおすすめします。

ドアの補修を業者に頼むメリット

「DIYでは難しいほど、ドアが損傷している」「確実にきれいに直したい」という方には、業者への依頼がおすすめです。ここでは、ドアの補修を業者に依頼するメリットを見ていきましょう。

 

自分で補修する手間がかからない

業者依頼の最大のメリットは、補修に関するすべての作業を任せられることです。DIYの場合、材料の調達から作業場の準備、実際の補修作業、後片付けまで、すべて自分で行わなければなりません。

特にドアの取り外しや再設置は重労働で、2人以上での作業が必要です。業者なら、一連の手間をすべて引き受けてくれます。作業時間もプロの技術により大幅に短縮でき、自分の時間を他の活動に充てることができます。

 

失敗するリスクがない

DIYでの補修は、経験不足による失敗のリスクが付きまといます。特にドアは住まいの重要な設備で、見た目だけでなく機能面での完璧さも求められます。失敗すると再補修が必要となり、結果的に余分な費用と時間がかかってしまうかもしれません。

一方、プロの業者は豊富な経験と専門知識を持っているため、確実な補修が期待できます。万が一の場合も、業者の責任で対応してもらえる安心感があります。

 

仕上がりがきれい

プロの技術による補修は、素人のDIYとは仕上がりのレベルが大きく異なります。特に木目調のドアの場合、色合いや木目の再現が難しく、DIYでは補修跡が目立ってしまいがちです。

業者は専用の道具と材料を使用し、周囲との色味や質感を完璧に合わせられます。エアブラシによる塗装技術や、特殊なパテの使用により、補修箇所が分からないほどのきれいな仕上がりになるでしょう。

 

材料や道具を揃える必要がない

DIYで補修する場合、木工パテ、サンドペーパー、補修用塗料、化粧フィルムなど、さまざまな材料や道具を購入する必要があります。補修する機会はそう多くないので、残った材料は無駄になってしまう可能性が高いです。

また、プロ仕様の高性能な道具は一般には入手が難しく、高額な投資が必要になることも。業者に依頼すれば、必要な材料や道具はすべて業者が用意してくれるため、余分な出費を抑えられます。


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ドアの補修をする前に確認したいポイント

ドアに不具合があった際は、DIYで補修したり業者に依頼したりする前に確認したいポイントがあります。補修を始める前にチェックしておきましょう。

 

ドア補修実績のあるリペア業者に依頼する

ドアの補修は、実績のあるリペア業者への依頼がおすすめです。特に内装修理専門の業者は、ドアの補修に関する豊富な経験と高度な技術を持っています。

業者選びの際は、施工実績や口コミ評価を確認し、可能であれば過去の補修事例の写真なども確認しましょう。また、対応地域や出張費用なども事前に確認することが重要です。

 

契約前に見積もりを取る

補修費用は業者によって大きく異なる場合があるため、必ず複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。見積もりの際は作業内容や使用する材料、工期、保証内容などの詳細を確認しましょう。

また、追加費用が発生する可能性がある場合は、その条件も明確にしてもらいます。価格だけでなく、対応の丁寧さや説明の分かりやすさなども、業者選びの重要な判断材料です。

賃貸の場合は大家さんや管理会社に確認する

賃貸物件の場合、勝手な修理は契約違反となる可能性があります。補修を検討する際は、まず大家さんや管理会社に相談し、修理方法や費用負担について確認することが重要です。

場合によっては、指定の業者での修理が必要となったり、保険が適用できたりする可能性もあります。また、退去時の原状回復義務との関係も確認し、トラブルを防ぐことが大切です。

 

ドアの補修を業者に依頼した場合の費用相場

ドアの補修を業者に依頼した場合の費用相場は、状況によって以下のように異なります。


 

補修内容 費用相場
傷や凹みの補修 約1~2万円
穴の補修(小~中) 約2~3万円
穴の補修(大) 約3~4万円
開閉不具合の調整 約1~2万円
ドアクローザーの交換 約2~4万円
ドア自体の交換 約10〜20万円

ただし、上記の金額はあくまでも相場のため、実際にかかる費用は業者に問い合わせてください。地域や業者、作業の難易度によって、実際の費用は変動する可能性があります。

 

ドアの補修は火災保険を適用できる?

ドアの補修費用は、場合によって火災保険の適用が可能です。特に「不測かつ突発的な事故による汚損・破損」が補償対象となっている保険であれば、偶発的な事故による損傷は補償される可能性が高くなります。例えば、子どもが誤ってドアに穴を開けてしまった場合や、掃除機が偶然ぶつかって傷がついた場合などが該当します。

 

ただし、故意による損傷や経年劣化による不具合は、補償の対象外です。また、保険を適用する場合は、一定の免責金額(自己負担額)が発生することがあります。補修を検討する際は、加入している火災保険会社から送られてきた「保険証券」を見て、補修の対象となるかどうかを確認しましょう。


まとめ

ドアの補修方法は、損傷の程度や種類によって最適な選択が異なります。小さな傷であればDIYでの対応も可能ですが、穴あきや機能的な不具合は専門業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼すると、DIYで補修するよりも費用はかかりますが、満足のいく仕上がりが期待できます。
 

火災保険の適用により、経済的な負担を軽減できる可能性もあるので、業者に依頼する前に保険証書を見て対象かどうかを確認しましょう。特に賃貸物件の場合は、必ず大家や管理会社に相談してから対応を決めることが重要です。
 

状況に応じて適切な対応方法を選択することが、満足のいく結果につながるでしょう。


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