オフィスフロアの衛生管理|感染症対策としての清掃の重要性

2025/02/25

近年の日本の冬は、新型コロナウイルスやインフルエンザの流行も顕著ですし、これらの流行に伴って、衛生に対しての意識も大きく変化しました。

その結果、冬になると体調不良者が続出し、人員が足りなくて困る。そんなオフィスも少なくないのではないでしょうか。

 

「でも感染症の流行は季節的なものだし、どうしようもないんじゃない?」と諦めるのは尚早です。

実は、オフィスでの感染症の流行は、清掃などの適切な衛生管理で大幅に抑え込むことが可能なのです。

 

この記事では、美しい住環境に日夜関わっているKIREI produceが、従業員の健康を守るオフィスフロアの衛生管理について解説していきます。
 

スタッフの体調不良…オフィスの衛生が原因かも!?

オフィスなど、たくさんの人が同じ空間を長時間共有する環境では、感染症などの流行リスクが非常に高くなります。

スタッフの健康を守り、業務に支障をきたすことがないようにするには、オフィスの衛生環境を整えることが非常に重要です。

この章では、普段うっかり見落としがちな「オフィスの衛生」について、注意すべきポイントなどを具体的に解説していきます。

 

オフィス環境と健康リスク

シックビルディング症候群

目の痛みや乾燥、頭痛・めまい、喉の痛みや咳、皮膚のかゆみなどの症状が発生します。

原因となる環境要因は、カーペットやソファに蓄積するホコリやダニ、エアコンに発生したカビの胞子、不適切な湿度管理(40%以下または70%以上)、清掃不足による細菌・ウイルスの増殖などです。

 

効果的な衛生管理対策

シックビルディング症候群や、感染症の流行を予防し、スタッフの健康を守るには、清掃などのオフィスメンテナンス作業を日常的に実施することが必要不可欠です。

では、具体的にどのような施策を実行すべきなのでしょうか?

以下で詳しく解説していきます。

 

日常的な清掃管理

①床の清掃

・1日1回以上は掃除機をかけるようにしましょう。

・週1回は、洗剤などを使った除菌清掃を実施しましょう。

・月1回程度、専門業者による本格的な清掃を行いましょう。

 

②接触部分の消毒

・人がよく触れるドアノブなどは、エタノールや次亜塩素などの消毒液で1日3回以上消毒しましょう。

・デスク周りは、始業時・昼休み・終業時などに除菌拭きしましょう。

・共用の機器や設備は使用前後に除菌拭きしましょう。

 

③換気や湿度の管理

・2時間ごとに5〜10分の換気を行いましょう。

・加湿器などを使って湿度を50-60%に維持しましょう。

・空調フィルターは週に1度程度取り外し、掃除機でゴミを吸ったり、水洗いをして汚れを取り除きましょう。
 

感染症予防のための設備投資

①設置が必須な設備

・自動噴霧式の消毒液ディスペンサー

・HEPAフィルター搭載の空気清浄機

・CO2濃度測定器

 

②設置が推奨される設備

・UV除菌装置

・抗菌コーティング材

・非接触型の水栓・ドア


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オフィスフロアの衛生管理|感染症対策で押さえておきたい清掃ポイント

前章では、オフィスでの感染症の流行を抑えるためには、清掃などの衛生管理業務を日常的に実施することが大切だということがわかりました。

この章では、前章の内容をさらに深掘りして、感染症対策として押さえておきたい清掃ポイントと、具体的な清掃スケジュールについて解説していきます。
 

日常清掃スケジュール

①朝(始業前)

  • 床面清掃(掃除機がけ:15分/100㎡)
     
  • 共用部分の消毒(ドアノブ、電気スイッチ:次亜塩素酸水0.05%溶液使用)
     
  • 換気(15分以上:空気の完全入れ替え)
 

②昼(休憩時)

  • デスク周りの除菌(アルコール70%溶液使用)
     
  • 会議室の換気と消毒(使用後30分以内)
     
  • トイレ清掃(便座除菌、床面モップがけ)
 

③夕(終業後)

  • 全体清掃(掃除機+モップ)
     
  • ゴミ箱の消毒と交換
     
  • 加湿器の水交換と清掃

 

重点的な衛生管理が必要なエリア

①エントランス

エントランスは、外からさまざまな汚れや病原体が持ち込まれるポイントです。

そのため、オフィスの中でも特に重点的かつ頻繁に清掃することが推奨されます。

具体的には、除塵マット(最低3m)を設置し、自動ドア周辺は定期的に消毒(2時間ごと)しましょう。

また、傘立て周辺などは雨の日に水が溜まりやすく、カビの発生リスクが高くなりますので、水濡れ対策をすることが大切です。


②オフィス

オフィスは多くの人が作業に従事する空間であり、空気がこもりやすく、冬場などは感染症の蔓延リスクが高くなります。

デスクパーティションは週1回程度定期清掃し、カーペットタイルなども月1回以上の頻度で洗浄しましょう。

また、ブラインドにはホコリが溜まりやすいので、月2回程度除塵清掃をしましょう。

 

③会議室・応接室

会議室や応接室は、実りのある議論をしたり、ゲストを迎えるために使用される空間です。

会社の中でも衛生管理には特に気をつけたいところ。

具体的には、使用前後には最低10分以上換気をし、テーブル・椅子は使用ごとに除菌拭きをしましょう。

また、空気清浄機は常時稼働させ、定期的にパーツを分解して清掃しましょう。


 

オフィスにおける衛生管理は、社員の健康を守る上で非常に重要です。

特に近年では、感染症対策の観点からも、より一層注目されています。

 

本記事では、オフィスにおける衛生管理の重要性、シックビルディング症候群との関係、そして具体的な清掃方法やスケジュールについて解説しました。

 

オフィスを清潔に保つことは、社員の健康だけでなく、生産性の向上にも繋がります。

・日常的な清掃: 床の掃除、接触面の消毒、換気などをこまめに行う

・設備の活用: 空気清浄機、除菌装置などを導入する

・重点的なエリアの清掃: エントランス、オフィス、会議室などを重点的に清掃する

これらの対策を継続的に行うことで、快適で安全なオフィス環境を維持することができます。

 

社員の健康を守るためにも、ぜひオフィス全体の衛生管理について見直してみてはいかがでしょうか。

 

KIREI produceでは今後も住環境に関するライフハックをどしどし発信していきます!

次回の更新もどうぞお楽しみに!


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