【クロス貼り】難しい壁にはこう対処する!プロのクロス貼りテクをご紹介

2025/04/01

クロス貼りの現場では、「クロスをキレイに貼るのが難しい壁」というのがあります。

こうした「難易度の高い壁」は、一般的な平らな壁とは違い、凸凹や傾斜、複雑な形状をしており、特別な技術と知識が必要になります。

 

今回の記事では、現場で実際に遭遇する「難しい壁面」の種類と、プロの職人たちが実践している対処法をご紹介します。プロが使っている技を知っておけば、クロス貼りが困難な壁面に出会っても安心です。

ぜひ、DIYなどの参考になさってください。


 

目次

■ クロスを貼るのが難しい壁面って?

  • クロスを貼るのが難しい壁面①凸凹のある壁
     
  • クロスを貼るのが難しい壁面②傾斜がある壁
     
  • クロスを貼るのが難しい壁面③障害物が多い壁
     
  • クロスを貼るのが難しい壁面④曲面の壁
     

■ クロスを貼るのが難しい壁面|プロはこうやる

  • ① 凸凹のある壁面
     
  • ② 傾斜や角の多い壁面
     
  • ③ 障害物の多い壁
     
  • ④ 曲面
     

■ まとめ


 

クロスを貼るのが難しい壁面って?

 

壁紙の貼り替えは、壁面の状態によっては、プロでも難易度の高い作業となることがあります。

クロス貼りの難易度は、壁面の形状や素材に大きく左右されます。

この章では、クロスを貼るのが難しい壁の種類・状態などについて解説していきます。

 

 

クロスを貼るのが難しい壁面①凸凹のある壁

古い家屋やコンクリート壁は、長年の経年劣化や構造上の特徴から、壁面に凹凸が生じているケースが多く見られます。

特に、古い家屋では、長年の経年劣化で壁紙の下地となる石膏ボードが変形していたり、壁面にひび割れが入っていたりすることがあります。

下地に凹凸があると、クロスをキレイに貼るのが難しくなるほか、クロスにシワができたり、端が剥がれやすくなるなどの弊害もあります。

 

クロスを貼るのが難しい壁面②傾斜がある壁

屋根裏や階段など、天井や壁が傾斜している部分は、壁紙をまっすぐに貼ることが難しく、特に端部の処理が複雑になります。

また、壁紙の継ぎ目が目立ちやすいため、仕上がりが美しくなるよう、高い技術が要求されます。

 

クロスを貼るのが難しい壁面③障害物が多い壁

スイッチやコンセントの周りなど、壁面に障害物がある場合は、壁紙をカットして貼り合わせる必要があり、丁寧な作業が求められます。

特に、複数の障害物が密集している場合は、作業時間が長くなったり、仕上がりが雑になってしまうことも多いです。

 

クロスを貼るのが難しい壁面④曲面の壁

円形やアーチ状の壁面は、平面の壁紙を貼ることができないため、特殊な形状の壁紙を使用したり、既存の壁紙をカットして貼り合わせたりするなど、高度な技術が必要となります。

 


 

熟練の職人による最高級の仕事

クロスの貼り付けが甘いと、そこから剥がれや浮きが発生します。こうしたクロスのトラブルは建材にも悪い影響が出る可能性がありますので、貼り付けの段階でしっかりと美しく貼る技術が求められます。KIREI produce在籍のクロス貼り職人は、多数の現場を経験してきた本物のプロばかり!ぜひその技術力をご体感ください。

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クロスを貼るのが難しい壁面|プロはこうやる


クロスを貼るのが難しい壁面に、壁紙を美しく貼るにはどうすれば良いのでしょうか?

この章では、クロス貼りの難易度が高い壁面に対して、プロはどのように対処をしているのか、どういった技術を使っているのかについて解説していきます。

 

①凸凹のある壁面

壁紙の仕上がりの美しさは、下地処理の良し悪しで大きく左右されます。

特に、凸凹のある壁面では、丁寧な下地処理が不可欠です。

 

パテで平らにする

プロは、壁面の凹凸をパテで埋めて平らな面を作り、壁紙の密着性を高める、というテクニックを使っています。

凹凸の程度に合わせてパテの種類を選び、ヘラを使って均一に塗布します。その後、乾燥させてから再度パテを塗ることを繰り返すことで、より滑らかな面を作ることができます。

 

プライマーを使用する

パテ処理後の壁面や、吸水性の高い壁面への下塗り剤としてプライマーを使用し、壁紙のノリ付きを良くし、剥がれを防ぐという方法もあります。

パテが完全に乾燥した後、ローラーや刷毛を使ってプライマーを均一に塗布します。

 

②傾斜や角の多い壁面

傾斜や角の多い壁面は、壁紙のカットや貼り合わせが難しく、仕上がりが美しくなるよう、高い技術が要求されます。

 

まずはしっかり計測する

プロはまず、傾斜の角度や壁面の形状を正確に計測し、壁紙のカット寸法を正確に算出します。メジャーやレベルを使って、壁面の寸法を細かく測り、必要な壁紙の枚数やカット寸法を計算します。

 

精密にカットする

カッターを使うことで、直線や曲線を正確にカットでき、壁紙の継ぎ目をきれいに仕上げることができます。

カッターマットの上で壁紙を広げ、定規をあててカッターで丁寧にカットします。特に、角の部分は、カッターを立てて、ゆっくりと切れ込みを入れていくと、きれいに仕上がります。

 

③障害物の多い壁

コンセントやスイッチなどの障害物が多い壁面は、壁紙の施工が複雑になるため、作業難易度が跳ね上がります。

 

コンセントやスイッチを丁寧に取り外す

コンセントやスイッチを取り外すことで、壁紙をスムーズに貼り、剥がれを防ぐことができます。

ブレーカーなどで通電を切ってから、ドライバーなどを使って、コンセントやスイッチを慎重に取り外します。その後、壁紙を貼り、最後にコンセントやスイッチを取り付けます。

 

④曲面

曲面への壁紙貼り付けは、平面の壁紙を貼るよりも難易度が高くなります。

 

ストレッチ性のあるクロスを選ぶ

ストレッチ性のあるクロスは、曲面に沿って伸び縮みするため、より自然な仕上がりになります。

フリース壁紙など、伸縮性のある壁紙がおすすめです。

 

小さく切って少しずつ貼る

大きな一枚の壁紙を貼るよりも、小さくカットした壁紙を少しずつ貼ることで、曲面に沿わせやすくなります。

壁紙を数センチ幅にカットし、少しずつ貼り合わせていきます。この際、シワにならないように注意しながら、丁寧に貼り付けていきます。


クロス貼りは、クロスをカットし、糊をつけて壁に貼る、という一見シンプルな作業に思えますが、壁面の状態や形状によって難易度が大きく変わります。

凸凹のある壁、傾斜や角の多い壁、障害物が多い壁、そして曲面の壁など、それぞれの壁面には特有の難しさがあります。

 

複雑な形状の壁に美しくクロスを貼るために重要なのは、適切な下地処理や道具選び、そして壁面の特性に合った方法を採用すること。丁寧な準備と作業を行えば、ピンと美しくクロスを貼ることができます。

 

ぜひ、今回ご紹介した方法を参考に、理想的な空間作りに挑戦してみてください。プロ並みの仕上がりが実現できたときの達成感は、きっとひとしおです!

 

いかがでしたでしょうか?

KIREI produceでは今後も住環境に関するライフハックをどしどし発信していきます!

次回の更新もどうぞお楽しみに!


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