フローリングの継ぎ目補修|よくある不具合とリペア方法を解説します!

2025/04/10

フローリングの継ぎ目の不具合でお困りではありませんか?

 

実は、多くの方が「ちょっとした隙間や剥がれくらいなら…」と放置してしまいがちですが、これが後々大きなトラブルを引き起こす原因となることをご存知でしょうか。

 

この記事では、快適な住環境の整備に日夜携わっているKIREI produceが、フローリングの継ぎ目で起こりやすい4つの不具合とその対処法について、不具合を放置した際のリスクから、自分でもできる補修方法まで、分かりやすく解説していきます。

 

フローリングの不具合は、早めの対処でキレイに補修できる場合も多いので、ぜひ最後までご覧ください。


 

目次

■ フローリングの継ぎ目に発生する不具合とその原因

  • フローリング継ぎ目の不具合①剥がれ
     
  • フローリング継ぎ目の不具合②ひび割れ
     
  • フローリング継ぎ目の不具合③隙間
     
  • フローリング継ぎ目の不具合④床鳴り

 

■ フローリングの継ぎ目の不具合を放置していると…?

  • フローリング継ぎ目の不具合を放置したらどうなる①キズの範囲が広がる
     
  • フローリング継ぎ目の不具合を放置したらどうなる②構造的なダメージ
     
  • フローリング継ぎ目の不具合を放置したらどうなる③腐食が進行する
     
  • フローリング継ぎ目の不具合を放置したらどうなる④補修費用が高額になる

 

■ 症状別!フローリングの継ぎ目の補修方法

  • フローリングの継ぎ目補修①隙間
     
  • フローリングの継ぎ目補修②ひび割れ
     
  • フローリングの継ぎ目補修③剥がれ
     
  • フローリングの継ぎ目補修④床鳴り
     

■ フローリングの継ぎ目補修まとめ


 

フローリングの継ぎ目に発生する不具合とその原因

 

フローリングには、季節による温度・湿度の変化、人の歩行、家具の移動、日光など、さまざまな要因によって不具合が発生します。

この章では、フローリングの継ぎ目に発生する不具合と、その原因について解説していきます。

 

フローリング継ぎ目の不具合① 剥がれ

フローリングの継ぎ目の部分がささくれだってきたり、組織が剥がれてしまう現象です。

フローリングの継ぎ目が剥がれる原因は、経年劣化や摩擦、衝撃、水分による腐食などです。フローリングは木材でできており、こうした外からの力や水分にやや弱いという特徴があります。

 

フローリング継ぎ目の不具合② ひび割れ

フローリングに使われている木材にひびが入ってしまったり、割れてしまう現象です。

ひび割れの原因は、湿度による木材の収縮や、衝撃など。

木材は湿度や温度に敏感な材質であり、特に無垢材などはその傾向が顕著です。

 

フローリング継ぎ目の不具合③ 隙間

フローリング同士の隙間が大きく空いてしまう現象です。

目地開きとも呼ばれ、主にフローリングの木材が乾燥して収縮することで発生します。

直射日光が当たる場所、床暖房をよく使う場所、エアコンの風などがあたりやすい場所など、フローリングが乾燥しやすい場所では、目地開きが起こりやすくなります。

 

フローリング継ぎ目の不具合④ 床鳴り

床板を踏むと、ギシギシいったり、パキッという音がなる現象です。

床鳴りは、フローリングの木材そのものに不具合が起きているパターンと、フローリングを支える構築材に不具合が起きているパターンとがあります。

釘やビスの緩みなどが原因な他、複合フローリングの場合は貼り合わせているフローリング同士が剥がれることで床鳴りが発生することもあります。

 

こうしたフローリングの劣化やキズを防ぐには、定期的な清掃や、床ワックスの塗布によるコーティングなどのメンテナンスが必要となります。

 


 

フローリングの継ぎ目の不具合を放置していると…?

 

剥がれや床板の浮き・反り返りなど、フローリングの継ぎ目に発生した不具合を放置していると、困ったトラブルに発展する可能性があります。

この章では、フローリングの継ぎ目の不具合を放置しているとどうなるのか、想定される困ったトラブルについて解説していきます。

 

フローリング継ぎ目の不具合を放置したらどうなる① キズの範囲が広がる

フローリングにできたキズや浮いてしまった床板をそのままにしていると、そこに汚れが詰まったり、水分が溜まったり、歩く人がつまづいたりして、どんどんそのキズの範囲が広がってしまいます。

 

フローリング継ぎ目の不具合を放置したらどうなる② 構造的なダメージ

床板は、床下にある基礎部分を覆っているバリアのようなものです。

フローリングにできた不具合をそのままにしておくと、床板のバリア機能が弱まり、床下の構造物へもダメージが進行する場合があります。

床下の基礎部分にダメージがでた場合、床全体が不安定になる可能性があります。

 

フローリング継ぎ目の不具合を放置したらどうなる③ 腐食が進行する

床板が剥がれたり、えぐれているのをそのままにしておくと、そのキズの部分から水分が入り込み、床板の腐食を招くことがあります。また、フローリングの不具合は、水分以外にも、害虫などの侵入を招く恐れもあります。

 

フローリング継ぎ目の不具合を放置したらどうなる④ 補修費用が高額になる

フローリングのキズは、大きくなればなるほど補修が困難となり、それにともって補修にかかる手間・工賃もより多く必要となります。

フローリングのキズは、1cm以下の小さなものであればDIYでも修復できる可能性がありますが、大きくなってしまったキズの補修は専門家でないと難しく、場合によっては床板の張り替えが必要となることもあります。

 

フローリングに発生した不具合は、どんな小さなものでも早急に対処することがとても大切です。


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症状別!フローリングの継ぎ目の補修方法

フローリングの継ぎ目の不具合は、不具合の種類や状態によって最適な補修方法が異なります。ここでは、一般的な症状別に、具体的な補修方法や注意点などを解説します。

 

フローリングの継ぎ目補修① 隙間

【補修修方法】

フローリングの継ぎ目にできた隙間は、木材用のパテやシリコン系コーキング剤で隙間を埋める方法が一般的です。パテはやや硬質、コーキングは柔軟性があります。

 

また、無垢材の場合は、木片を埋め込んで接着する方法もあります。

床板の種類や設置されている環境によって、最適な方法で補修をしましょう。

 

【注意点】

パテやコーキング剤の色は、フローリングの色に合わせることが重要です。

埋め木をする場合は、木目の方向を揃えるなど、見た目に配慮しましょう。

 

フローリングの継ぎ目補修② ひび割れ

【補修方法】

小さなひび割れの場合、木工用ボンドで接着し、クランプで固定します。

 

ひび割れが大きい場合は、パテで埋めてから表面を研磨しましょう。

さらにひび割れが深くて広範囲の場合は、その部分の床板を交換する必要があります。

 

【注意点】

ひび割れの深さや広さによって、補修方法を選びましょう。

交換する場合には、専門業者に依頼することをおすすめします。

  

フローリングの継ぎ目補修③ 剥がれ

【補修方法】

剥がれている部分を元の位置に戻し、木工用ボンドなどでしっかり接着します。しっかり圧着した後は、はみ出た接着剤部分を削って平滑にしましょう。

剥がれている範囲が広い場合や、木材が深くえぐれている場合は、床板を交換する必要があります。

 

【注意点】

剥がれを接着する前に、しっかりと乾燥させてから作業を行いましょう。

 

交換する場合には、周囲の床板との高さを合わせる必要があります。非常に難しい作業となりますので、プロの業者に依頼するのをおすすめします。

 

フローリングの継ぎ目補修④ 床鳴り

【補修方法】

隙間へ木工用ボンドや床鳴り防止剤を注入します。複合フローリングの接着が剥がれている場合は、患部の床板にドリルなどで穴を開けて接着剤を注入し、重石をしたり、爪楊枝で釘うちをして圧着します。

圧着が終わったら、爪楊枝の頭を折り、サンドペーパーでならすと、自然な風合いに仕上がります。

 

【注意点】

床鳴りの原因はさまざまであり、上の補修方法では改善しないこともあります。まずは床なりの原因を特定するようにしましょう。自宅で補修が難しい場合は、専門業者に依頼しましょう。

 


フローリングの継ぎ目補修まとめ


フローリングの継ぎ目には、経年劣化、温度や湿度の変化、衝撃など様々な原因で、剥がれ、ひび割れ、隙間、床鳴りといった不具合が発生します。

これらの不具合を放置すると、キズの拡大、構造的なダメージ、腐食を招き、損傷が進行するごとに修理費用もより高額になります。

 

不具合の種類や程度によって、適切な補修方法が異なります。

小さなひび割れや隙間はDIYで補修することも可能ですが、広範囲な損傷や複雑な原因による床鳴りなどは、専門業者に依頼することをおすすめします。

 

フローリングの寿命を長く保つためには、

 
  • 定期的な清掃: ホコリや汚れをこまめに取り除き、床材への負担を軽減します。
     
  • ワックスコーティング: 定期的なワックス塗布で床板表面に保護膜を形成し、傷や汚れを防ぎます。
     
  • 湿度管理: 空気清浄機などを活用し、室内の湿度を一定に保ちます。
     
  • 衝撃の軽減: 床に大きな負荷がかかる場所には、シートを敷くなどして床板を保護します。
 

これらの対策を心掛けることで、フローリングの美観を保つことができ、フローリングを長くキレイに維持することができます。

 

フローリングの継ぎ目の不具合は、早めの発見と適切な対処が大切です。 ご自身のフローリングの状態に合わせて、適切なケアを行いましょう。

より詳しい情報が必要な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

 


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