外壁張り替え工事について|工事の内容&高品質な技術を持つ業者の見分け方

2025/04/18

外壁は、建物の「顔」であると同時に、建物全体を守る重要な役割を担っています。毎日、雨風や紫外線にさらされ続ける外壁は、時間の経過とともに必ず劣化していきます。この劣化は見た目の問題だけでなく、建物の耐久性や資産価値にも大きく影響します。

 

そのため、外壁の張り替え工事は、建物を長く安全に使い続ける上で避けて通れない重要な工事となります。しかし、その仕上がりは施工業者の技術力に大きく左右されるため、見積金額の妥当性だけでなく、施工業者の技術力や施工管理体制など、様々な観点から慎重に検討する必要があります。

 

本記事では、外壁張り替え工事の基本的な流れから、信頼できる業者の見分け方まで、実務に即した具体的なポイントをご紹介します。外壁張り替え工事をご検討中の皆様が、より良い意思決定が出来るような情報を掲載しておりますので、どうぞ最後までご覧ください。


 

目次

■ 外壁張り替え工事 どんなことをするの?

  • 外壁張り替え工事の手順
     

■ 外壁の張り替え工事】工事の質が高い業者の見分け方

  • 特徴① 下地処理へのこだわりが強い
     
  • 特徴② 使用する材料・工法の選定が徹底している
     
  • 特徴③ 施工管理体制がしっかりしている
     
  • 特徴④ 職人の技術力が高い
     
  • 特徴⑤ アフターフォロー体制が充実している
     
  • 特徴⑥ 過去の施工実績が豊富
     

■ まとめ


 

外壁張り替え工事どんなことをするの?

建物の外壁には、サイディングやモルタルなどの建材が使われています。

これらの建材は、時間の経過や、日光や雨風などの自然現象によって徐々に劣化していき、強度が脆くなったり、外壁の保護性能が低下したりします。

 

外壁の寿命は平均で30年程度といわれており、寿命を迎えた建材は、張り替え工事で新しいものと交換する必要があります。

 

では、外壁の張り替え工事は、具体的にどのような作業をするのでしょうか?

この章では、外壁の張り替え工事の詳しい内容について解説していきます。

 

外壁張り替え工事の手順

① 既存外壁の撤去

既存の外壁材を丁寧に撤去し、下地(防水シート、構造用合板など)の状態を確認します。下地に劣化や腐食が見られる場合は、補修や交換が必要です。

この工程では、バールやカッターなどを用いて外壁材を剥がし、釘やビスを抜きます。撤去後の下地処理も丁寧に行います。

 

② 下地処理

新しい外壁材を設置するための下地を整えます。防水シートの張り替えや、構造用合板の補強などを行います。

この工程では、防水シートの重ね張りや、構造用合板の継ぎ目処理、防腐・防蟻処理などを施します。

③ 新しい外壁材の設置

下地処理の終わった部分に、新しい外壁を設置していきます。

外壁材の種類(窯業系サイディング、金属系サイディング、樹脂系サイディングなど)に応じて、以下のように適切な工法で設置する必要があります。

 

窯業系サイディング:
専用の金具で固定し、シーリング材で隙間を埋めます。

 

金属系サイディング:
釘やビスで固定し、ジョイント部分を重ね合わせます。

 

樹脂系サイディング:
専用の金具で固定し、ジョイント部分をはめ合わせます。

 

④ シーリング工事

外壁材の継ぎ目や窓周りなどにシーリング材を充填し、雨水の浸入を防ぎます。

シーリング材の種類(シリコン、ウレタンなど)を選定し、適切なプライマー処理後、均一に充填していきます。

 

⑤仕上げ

外壁材の清掃や、塗装などを行い、美観を整えます。

外壁材の種類に応じて、適切な洗浄方法や塗料を選定、施工する必要があります。

 


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建物の外壁張り替え工事は非常に大掛かりな作業であり、現場を安全かつ遅滞なく進められる技術力と経験を持った業者はほんの一握りです。住環境に関わるあらゆる工事を請け負っているKIREI produceなら、外壁張り替えの経験も豊富で安心!本当に納得していただける高品質のサービスをご提供するため、お客様のご要望に誠心誠意お応えいたします!

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【外壁の張り替え工事】工事の質が高い業者の見分け方

外壁の張り替え工事の仕上がりは、施工業者の技術力に大きく左右されます。同じ建材を使っていても、工事業者の腕前・技術力によって、その仕上がりには大きな差がでます。

 

この章では、高品質な工事をしてくれる業者を見分けるための具体的なポイントをご説明します。

 

特徴① 下地処理へのこだわりが強い

外壁張替えで最も重要なのは、目に見えない部分である下地処理の質です。

下地処理では、古い外壁材の撤去から新しい下地の形成まで、丁寧な作業が求められます。

優れた業者は、クラックの補修や防水処理など、下地工事の各工程における品質管理基準が徹底しており、またそれを顧客に丁寧に説明出来るノウハウを持っています。

 

特徴② 使用する材料・工法の選定が徹底している

高品質な施工を行う業者は、建物の立地や環境条件を考慮した適切な材料選びを提案します。

単に一般的な材料を使用するのではなく、施工対象の建物の日照条件や海からの距離など、固有の環境要因を分析した上で最適な材料と工法を選定してくれます。

 

特徴③ 施工管理体制がしっかりしている

品質管理の要となるのが、現場での施工管理体制です。

優良な業者は、施工管理体制において、以下の点がしっかりと徹底されています。

 

  • 経験年数が豊富で、適切な資格を持った職人を現場の責任者に採用している
     
  • 定期的に品質検査を実施し、全従業員にフィードバックを行っている
     
  • 不具合発見時の対応の手順を詳細に設定し、徹底している
     
  • 具体性のある工程管理表を作成している
     
  • 天候不良時の対応方針をマニュアルとして定め、確実に実行している
     

特徴④ 職人の技術力が高い

実際の作業を担う職人の技術力も非常に重要です。

優良な業者は、定期的な技術研修を実施し、職人の技能向上に努めています。

高い技術力を求められる以下のような作業に、特に力を入れている業者は優良業者である可能性が高いです。

 

  • 目地のシーリング処理
     
  • コーナー部分の仕上げ
     
  • 開口部周りの防水処理
     
  • 外壁材の継ぎ目処理

 

特徴⑤ アフターフォロー体制が充実している

工事完了後のサポート体制も、施工品質を評価する重要な要素です。

優良業者は、定期的な点検サービスを実施していたり、補修時の対応方針などについて具体的な説明が出来るなどの特徴があります。

 

特徴⑥ 過去の施工実績が豊富

高品質な施工を見極める最も確実な方法は、過去の施工実績を確認することです。

 
  • 5年以上経過した物件の現状確認
     
  • 施工不良による補修履歴の有無
     
  • 類似案件での施工写真や詳細な記録
     
  • 施工後のクレーム対応実績
 

上記のような要素を総合的に評価することで、真に技術力の高い業者を見分けることができます。見積価格だけでなく、これらの品質面での評価を重視することで、長期的に見て満足度の高い外壁張替え工事が実現できるでしょう。


外壁の張り替え工事は、建物の資産価値と居住環境を長期にわたって守るための重要な工事です。納得のいく工事をするためには、信頼できる施工業者の選定がとても重要になります。

 

本記事では、外壁張り替え工事の基本的な工程から、優良な業者の見分け方まで、詳しく解説してきました。

施工業者選びでは、下地処理へのこだわり、適切な材料・工法の選定、しっかりとした施工管理体制、職人の技術力、充実したアフターフォロー、そして豊富な施工実績という6つの観点が重要となります。

 

見積価格の安さだけで判断するのではなく、本記事で述べたようなさまざまな要素を総合的に評価することで、より良い施工業者を選定することができます。

また、工事の各工程における具体的なチェックポイントを把握しておくことで、工事の品質管理もより確実なものとなるでしょう。

 

外壁張り替え工事は決して小さな投資ではありませんが、適切な業者選定と施工管理によって、その投資に見合う価値を確実に得ることができます。本記事が、皆様の外壁張り替え工事の成功への一助となれば幸いです。

 


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