『この壁紙、どんな特徴があるんだろう?』『どの素材を選べばいいんだろう?』 壁紙選びで、こんな疑問をお持ちではありませんか?
実は、壁紙の素材選びは、お部屋の快適さを左右する重要なポイントなんです。
壁紙にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴にメリットとデメリットがあります。
また、材質によって張り替えのコツが違ったりもします。
今回の記事では、快適な住環境に日夜携わっているKIREI produceが、壁紙の張り替えについてお悩みの方に向けて、それぞれのクロスの特徴や貼り方のコツなどを解説していきます。
賃貸物件のオーナーさんや、お家の壁紙リフォームを検討している方、壁紙の張り替え職人さんにぜひ読んでいただきたい内容となっておりますので、どうぞ最後までご覧ください。
- ビニールクロス
- オレフィンクロス
- 紙クロス
- 珪藻土クロス
- 壁紙を美しく張るコツ①ビニールクロス
- 壁紙を美しく張るコツ②オレフィンクロス
- 壁紙を美しく張るコツ③紙クロス
- 壁紙を美しく張るコツ④珪藻土クロス
- キレイにクロスを貼るためのポイント
壁紙の種類とそれぞれの特徴の解説
壁紙の種類は様々あり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。リフォームや模様替えの際に、どの壁紙を選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、代表的な壁紙の種類とその特徴について詳しく解説していきます。
ビニールクロス
【特徴】
ポリ塩化ビニールを主原料とした壁紙です。価格が比較的安価で、種類も豊富なのが特徴です。水に強く、汚れも落としやすいのでお手入れが簡単です。柄や色が豊富で、様々な空間に合わせることができます。
ビニールクロスのメリット
- 1平方メートルあたりの単価が安いので、手頃な価格でリフォームできます。
- 耐久性が強いので、長く綺麗に使えます。
- 最もポピュラーな壁紙であり、多種多様な製品が開発されています。さまざまな色・デザインがあるので、選択肢の幅が広がります。
ビニールクロスのデメリット
- 化学的に合成された材料を使っているので、天然素材のような風合いはありません。また、質感もやや安っぽいと感じる人が多いようです。
- ビニールクロスには揮発性有機化合物という成分が含まれており、これがアレルギー反応を引き起こすことがあります。
- ビニールクロスはリサイクルできる部分が少なく、ほとんどがゴミになります。
オレフィンクロス
【特徴】
ポリエチレンなどの化学成分から作られたクロスです。ビニールクロス同様、耐水性・耐摩耗性に優れており、汚れもつきにくいです。
また、ビニールクロスよりも高級感があり、デザインも豊富です。
オレフィンクロスのメリット
- 耐久性が高く、美観の維持に優れています。
- デザインが豊富なので、おしゃれな空間にしたい方にオススメです。
- ビニールクロスに比べて燃やした時に発生する有害物質が少ないといわれています。
オレフィンクロスのデメリット
- オレフィンクロスは、ビニールクロスに比べて高価です。
- また、オレフィンクロスは施工が難しく、キレイに施工してくれる業者が少ない点もデメリットといえます。
紙クロス
【特徴】
紙を原料としており、施工すると紙が持つ自然な風合いが出るのが魅力です。
また、紙クロスは通気性が良く、調湿効果も期待できます。音も吸収しやすいため、静かな空間を作りたい場合に適しています。
紙クロスのメリット
- 天然素材から作られていますので、環境に優しいのが特徴です。
- 通気性がよく、吸音性に優れているので、空気をきれいに保ち、快適な空間を作ります。
紙クロスのデメリット
- 水に弱く、汚れやすいので注意が必要です。
- 1平方メートルあたり約1,500円と、ビニールクロスに比べて高価です。
珪藻土クロス
【特徴】
藻類の一種である珪藻の化石が主成分の建材を、壁紙に加工したものです。
珪藻土は調湿効果に優れ、空気中の水分を吸収・放出することで、室内の湿度を調整します。生活臭などを吸着してくれるので、消臭効果も期待できるほか、風合いも優しく落ち着いた印象の壁紙です。
珪藻土クロスのメリット
- 自然素材でできており、体に優しいです。
-
快適な湿度を保ち、カビの発生を抑え、お部屋の湿度を快適な状態に維持してくれます。
珪藻土クロスのデメリット
- 水に弱く、汚れやすいので注意が必要です。また、耐久性にもやや難があります。
- 珪藻土クロスはビニールクロスに比べて、やや高価です。
熟練の職人による最高級の仕事
KIREI produceでは壁紙の交換工事を承っております。専門の職人による精度の高い工事で、美しい内装を作り上げます。また、作業中の予期せぬトラブルや、工事後の不備・不具合についても、KIREI produceが全面的に、手厚く責任を持ってご対応させていただきます。クロスの交換についてお困りの方は、一度ぜひ弊社へご相談ください。
材質別!美しく壁紙を張るコツを解説します
壁紙の施工は、下地処理から仕上げまで丁寧に行うことが大切です。それぞれのクロスで注意すべき点や、美しい仕上がりにするためのコツを解説します。
壁紙を美しく張るコツ① ビニールクロス
【注意点】
下地処理 :
壁面の凹凸や汚れをしっかりと除去し、平滑な状態にする。
継ぎ目 :
継ぎ目が目立ちやすいので、丁寧にカットし、糊付けも均一に行う。
重ね貼り :
古い壁紙の上から重ねて貼る場合は、剥がれやすくなるため、一度剥がして下地処理をするのが望ましい。
【キレイに張るコツ】
糊付け :
糊を均一に塗布し、空気を抜きながら丁寧に貼る。
ヘラ :
ヘラを使って空気を抜き、シワを伸ばす。
乾燥 :
完全に乾燥するまで、窓を開けて換気する。
壁紙を美しく張るコツ②オレフィンクロス
【注意点】
伸縮性 :
伸縮性があるため、糊付けの際、均一に伸ばすことが重要。
熱 :
熱に弱いため、ドライヤーなどの熱風を当てないように注意する。
【キレイに張るコツ】
糊 :
オレフィン専用の糊を使用する。
温度 :
施工時の室温は、10℃以上を保つ。
乾燥 :
乾燥時間は、他のクロスよりも長めに設定する。
壁紙を美しく張るコツ③ 紙クロス
【注意点】
下地 :
下地が透けやすいので、下地処理をしっかりと行う。
湿気 :
湿気に弱いため、施工中は湿度を調整する。
【キレイに張るコツ】
糊 :
紙クロス専用の糊を使用する。
重ね貼り :
古い壁紙の上から重ねて貼る場合は、剥がれやすいので、一度剥がして下地処理をするのが望ましい。
乾燥時間 :
接着剤の 乾燥時間がその他の壁紙に比べて短いので、短時間で作業を進める。
壁紙を美しく張るコツ④ 珪藻土クロス
【注意点】
下地 :
下地が平滑であることと、吸湿性がどうなっているのかをしっかり確認する。
乾燥時間 :
乾燥時間が長く、完全に乾燥するまで時間がかかる。
【キレイに張るコツ】
糊 :
珪藻土クロス専用の糊を使用する。
重ね貼り:
古い壁紙の上から重ねて貼ることはできないので、古い壁紙は一度剥がして下地処理を行う。
乾燥:
乾燥中は窓を開け、換気扇を回して十分な換気を行う。
キレイにクロスを貼るためのポイント
- 丁寧な下地処理: 下地がキレイであれば、仕上がりが美しくなる。
- 均一な糊付け: 糊の量を調整し、ムラなく塗布する。
- 空気を抜く: 壁紙と下地の間に空気が入らないよう、施工後にヘラを使って丁寧に空気を抜く。
- 乾燥時間: 乾燥時間を必ず守るようにする。
- 温度と湿度: 施工時の適切な温度と湿度は、クロスによって異なるので注意する。
壁紙の種類によって、施工方法や注意点が異なります。
ご自身で施工される場合は、事前に十分な知識を身につけ、安全に作業を行ってください。
もし不安な場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
快適な住環境にまつわる包括的なサービスを提供するKIREI produceでは、壁紙の張り替え工事を承っております。KIREI produceの壁紙張り替えサービスは、高い技術力と安心のフォロー体制が売りです。
しっかりとした技術力を持つ職人同士の全国的なネットワークを構築しており、日本全国どこの地域からのご依頼にもしっかりとご対応させていただきます。
また、作業中の予期せぬトラブルや、工事後の不備・不具合についても、全面的に、手厚く責任を持ってご対応させていただきます。
クロスの張り替えについてお困りの方、張り替え業者をお探しのオーナー様、不動産管理会社様は、ぜひこの機会にKIREI produceへご相談ください。