DIYかプロに任せるか?外壁リフォーム費用をふまえた最適な選択

2025/01/16

外壁は建物の見た目を決めるだけでなく、風雨や紫外線などから建物を守る役割を果たす重要な建材です。

ですが、長年使用しているとひび割れや色褪せ、剥離やコケの発生などの経年劣化が目立つようになります。

外壁が劣化した状態を放置すると、雨水の浸入による構造部の損傷に繋がり、最悪の場合には大規模な修繕が必要になることも否めません。

そのため、外壁張り替えは建物の寿命を延ばし、大切な住まいを守るために欠かせない作業だといえます。

そこでこの記事では、外壁張り替えの必要性、外壁張り替えのタイミングや判断基準、サイディングの張り替え費用相場や工事方法、外壁の張り替え費用を節約するポイントについて解説します。

この記事を最後までお読みいただき、最適で満足度の高い外壁張り替えにお役立てください。

 

目次


■ 外壁リフォームの必要性

■ 外壁の劣化サインと交換タイミングの見極め方

■ DIYかプロ依頼か?外壁リフォームの選び方

■ サイディング別の外壁リフォーム費用相場

■ 外壁リフォーム工事の工法

■ 外壁リフォーム費用をおさえるポイント

■ まとめ
 


外壁リフォームの必要性

家の外壁は見た目を良くするだけでなく、風雨や紫外線から建物を守る大切な役割があります。私たちが現場でお客様の家を点検する中でも、新築時には美しかった外壁が年月とともにヒビ割れや塗装の剥がれ、藻やコケの発生といった劣化症状を見せるケースは珍しくありません。

これらを放置すると、やがて雨水が外壁の内部に侵入し、柱や断熱材を腐らせる恐れがあります。

さらに、外壁が傷むと台風や地震時の耐久性も低下するため、安全面で大きなリスクになるのです。
以上の経験から、定期的に専門家による点検を受け、異常があれば早めに外壁リフォーム(張り替え)を検討することが住まいを長持ちさせる秘訣だと感じています。


外壁の劣化サインと交換タイミングの見極め方


次のような症状が見られたら、外壁のリフォーム時期を考えるサインです。状況によっては、早めに専門業者に相談することをおすすめします。
 

複数箇所でヒビ割れ

経年劣化や気温差、地震などで外壁にヒビが入ることがあります。特に家のあちこちで同時にヒビが見つかる場合、建物全体に歪みやストレスがかかっている可能性が高いです。ヒビから雨水が侵入すると内部の木部が腐食しやすくなるため、小さなひび割れでも見つけ次第、点検を受けると安心です。
 

色あせや藻・コケの繁殖

外壁全体が日焼けしたように色あせていたり、表面にコケや藻が生えている場合は、防水塗膜が劣化しているサインです。このような状態を放置すると湿気が下地材まで浸透し、内部の腐食につながる可能性があります。見た目が悪いだけでなく機能面でも劣るため、塗装や張り替えを検討すべき段階です。
 

外壁材の剥離(はがれ)

外壁材が部分的に剥がれ落ちたり浮いてきている場合、内側に隙間ができている状態です。ここから雨風が直接内部に入り込み、構造材が傷みやすくなります。特に広範囲に剥離が進んでいるときは、応急的な補修ではなく外壁全体の張り替えを考えたほうが安全です。
 

雨漏りの発生

室内に雨漏りや湿気が見られる場合は、外壁だけでなく屋根からの侵入も含めて緊急事態です。雨水が建物の中に入るとカビ発生や耐震性低下につながり、健康被害を招く場合もあります。すでに雨漏りしている段階は劣化が相当進んでいる証拠なので、早急に点検・補修が必要です。


以上のような外壁の異常は、素人目には判断しづらいものでもあります。少しでも「おかしいな」と感じたら、専門のリフォーム業者に診断してもらいましょう。KIREI produceでは経験豊富なスタッフが現場を調査し、最適なリフォームプランをご提案しています。

 


熟練の職人による最高級の仕事

外壁の張り替えならKIREI produceへ!外壁の張り替え工事の経験豊富な専門スタッフ同士のネットワークを持つKIREI produceが、全国どこの地域でもご対応いたします!また、何かあった場合も安心!ご依頼時のお見積もりから工事後のフォローにいたるまで、KIREI produceがしっかりと丁寧に対応させていただきます。

詳しくはこちら


DIYかプロ依頼か?外壁リフォームの選び方


外壁工事で費用を節約したい場合、自分でやってみようと考える方もいるでしょう。しかし外壁リフォームには高所作業や安全対策、専門技術が必要です。DIYとプロ依頼のメリット・デメリットをまとめると次の通りです。
 

DIY(自分で施工)

材料費や人件費を節約できますが、外壁工事には高度な技術と足場の確保、安全対策が欠かせません。施工ミスがあると雨漏りや断熱性能低下を招き、かえって大きな損害を生む恐れがあります。
 

プロ依頼(業者に任せる)

費用はDIYより高くなりがちですが、経験豊富な職人が効率よく、安全に施工を行います。仕上がりの美しさや耐久性、工事後の保証やアフターフォローが得られるため、長期的に見ると安心できる選択です。
 

木質系サイディング

木質系サイディングとは、木材や木材チップを原料とした外壁材のことをいいます。

木質系サイディングの張り替え費用相場は、5,000~8,000円程度が一般的です。

この製品は、天然木が生み出す自然素材の温かみと高い断熱性を兼ね備えています。

木質系サイディングは、木の風合いを生かしたい方や、ナチュラルな雰囲気を演出したい方におすすめの外壁材です。
 

樹脂サイディング

樹脂サイディングとは、PVC(ポリ塩化ビニル)を主成分として作られた外壁材のことをいいます。

樹脂サイディングの張り替え費用相場は、1㎡あたり4,000~9,000円程度が一般的です。

この製品は、耐久性や耐候性の高さから、北米では50年以上前から広く採用されています。

樹脂サイディングは、アメリカでもっとも採用されている外壁材であり、耐久性やコストパフォーマンスの高さを求める方に最適な外壁材です。
 

私たちプロに任せてもらえれば、現場経験豊富な職人が最適な方法で作業を進め、安全性も万全です。KIREI produceでは施工実績豊富な職人チームが全国にネットワークを持ち、お見積もりから施工後のフォローまで丁寧にサポートします。

 

サイディング別の外壁リフォーム費用相場


外壁に使われるサイディングの種類によって、外壁リフォーム費用の目安は変わります。主なサイディング材とその特徴、費用相場は以下のとおりです。
 

窯業系サイディング

セメントと繊維質を混ぜ、高温で成型した外壁材です。耐火性・遮音性に優れ、色柄のバリエーションも豊富。費用相場は1㎡あたり約3,000~6,000円程度で、国内戸建ての7~8割で採用されるほど一般的です。デザイン性とコストのバランスが取れており、価格を抑えたい方におすすめです。
 

金属系サイディング

ガルバリウム鋼板や塗装ステンレスなどの金属板と断熱材を組み合わせた外壁材です。非常に軽量で耐候性が高く、シャープでスタイリッシュな外観を演出できます。張り替え費用は1㎡あたり約4,000~6,000円程度。デザイン重視の住宅や、メンテナンス性を求める方に向いています。
 

木質系サイディング:

天然木材や木チップを原料とした外壁材です。自然な風合いと高い断熱性が特徴で、見た目にも温かみがあります。費用相場は1㎡あたり約5,000~8,000円とやや高めですが、ナチュラルな雰囲気を求める方におすすめです。
 

樹脂サイディング:

PVC(塩化ビニル樹脂)製の外壁材です。耐久性・耐候性に優れ、色褪せしにくいことから北米で広く採用されています。張り替え費用の目安は1㎡あたり約4,000~9,000円。メンテナンスが少なく、長期的なコストパフォーマンスを重視する方に最適です。
 


外壁リフォーム工事の工法


外壁の張り替え工事には主に2種類の工法があります。建物の劣化状況や費用、目的に合わせて選びましょう。
 

完全張り替え工事

既存の外壁をすべて撤去し、新しい外壁材を一から貼り直す方法です。既存下地の腐食や雨水の進入状況を直接確認できるため、劣化が進んでいる場合や腐食箇所がある場合に適しています。費用相場は150~250万円程度が目安で、撤去作業や廃材処理費用がかかる分、工事費は高めになります。ただし下地からリフレッシュでき、建物の寿命を延ばす効果が期待できます。
 

重ね張り工法(カバー工法)

既存外壁を残したまま、その上から新しい外壁材を重ねて取り付ける方法です。既存壁を撤去しないため工期が短く、廃材も少なく済むのがメリットです。費用相場は130~230万円程度で、比較的安く抑えられます。さらに壁が二重になるため断熱性や防音性が向上する効果もあります。ただし建物にかかる荷重が増すため、事前に耐荷重をチェックする必要があります。
 


外壁リフォーム費用をおさえるポイント


高額になりがちな外壁リフォームでも、次のような方法で費用を抑えることができます。
 

火災保険を活用

台風や大雪などの自然災害で外壁が損傷した場合、火災保険が適用されることがあります。外壁材が飛来物などで傷んだときは、保険会社に連絡して補償対象か確認しましょう。経年劣化は対象外なので注意が必要ですが、適用されれば自己負担を減らせる可能性があります。
 

部分補修・清掃で延命

外壁全体の張り替えを決める前に、小さな損傷なら補修や洗浄で済むか検討してください。例えば、壁全体を交換すると考えていた家でも、コケを高圧洗浄で除去して防水コートを追加するだけで十分な場合があります。KIREI produceでは、お客様の外壁状態に合わせて部分補修やクリーニングの提案も行い、必要以上の工事を減らすことでコストダウンにつなげています。
 

DIYは慎重に:

経験と道具があればDIYで費用を節約できますが、外壁工事は難易度が高く、前述のように施工ミスのリスクも大きい作業です。足場設置や安全対策も重要なため、無理をせず専門業者に相談しましょう。高所作業を伴う外壁工事は、安心・安全のためにプロに任せた方が結果的にトータルコストを抑えられる場合も多いです。


まとめ

この記事では、外壁リフォームの必要性と交換時期のサイン、外壁材ごとの費用相場、施工方法、費用節約のポイントなどを解説しました。外壁のリフォームは、住まいの耐久性と美観を守るために欠かせない重要な工事です。DIYで費用を抑えたい方もいるかもしれませんが、外壁は専門的な知識と技術が必要です。DIYはコスト削減につながる一方で、施工が不十分だと雨漏りや断熱性能の低下といった新たな問題を生むことがあります。安心・確実な施工を望むなら、経験豊富な業者に依頼するのがおすすめです。

 

建物の状態やご予算、スケジュールに応じて最適な工法や材料を選ぶことが大切です。リフォーム会社選びも重要なポイントで、信頼できる業者なら工事後のアフターサポートまで安心して任せられます。KIREI produceは全国対応のネットワークと豊富な施工実績を持ち、リーズナブルな価格で高品質な仕上がりをご提供しています。外壁張り替えだけでなく、建物の状態に合わせた補修や洗浄提案もお任せください。経験豊富な職人チームが、皆さまの大切な住まいを長持ちさせるリフォームをしっかりサポートします。

 

まずはお気軽にご相談いただき、後悔のない外壁リフォーム計画を立ててください。大切な住まいの快適さを守るため、最適なプランをご一緒に考えましょう。


万全のフォロー体制も売りの一つ!

KIREI produceは外壁の張り替えを承っております。

専門スタッフ同士の全国ネットワークを持つKIREI produceは、あらゆる地域からのご要望に対応できる他、何かあった場合のフォローも手厚く安心です!また、特殊な場所の外壁の張り替えのご相談もお受けしております。コストパフォーマンスで高い評価を受けているKIREI produceの外壁の張り替えをぜひお試しください。

詳しくはこちら


この記事で紹介したサービス

サービスをもっと見る