竣工後の竣工清掃(美装工事):クライアント満足度を高める秘訣

2025/01/22

竣工清掃とは、美装工事とも言い、建物や内装が完成した後に行われるクリーニング作業や補修作業のことです。通常の清掃ではなく、建物の完成度を高めるための重要な工程です。

竣工後の竣工清掃の意味やクライアント満足度を高める秘訣について解説します。

 

記事のポイント

竣工清掃とは何か分かる。
竣工清掃が必要な理由が分かる。
竣工清掃のメリットとデメリットが分かる。
竣工清掃の手順が分かる。


竣工清掃とは

竣工清掃は美装工事とも言います。

住宅や建物が完成した後で、入居者やテナントが入る前にプロの美装工事業者が行う作業のことです。

竣工清掃の目的は次の2つです。
 

  • 工事中に付着した汚れを落とす(クリーニング作業)。
  • 工事中に発生した傷を修復したり目立たなくする(補修作業)。
     

新築の場合はもちろんですが、リフォームの場合でも新しい建材を利用しているので、もちろん、使用感があることはありませんが、工事中に様々な作業によって粉塵が発生しますし、接着剤やペンキが付着していることもあります。

例えば、壁紙を貼る際は、ドアや窓の枠に誤って、のりを付けてしまうことがあります。目立つものなら、クロスを施工した職人がその場で拭き取りますが、膨大な面積の壁紙を貼る場合は、どうしてものりが付いたことに気づかないこともあります。

また、フローリングを施工した後で、工事中はその上に養生シートが張られているのが一般的です。そのため、何かを落としたくらいでは、フローリングに凹みが生じることはありませんが、それでも誤って凹みが生じてしまうこともあります。

そこで、すべての工事が終わった後で、美装工事業者によるクリーニング作業と補修作業が必要になります。

竣工清掃(美装工事)とハウスクリーニングの違い

竣工清掃(美装工事)のことをハウスクリーニングと呼ぶ人もいます。

同じ意味で使っている方もいますが、厳密には両者の意味は異なります。

竣工清掃(美装工事)は上記で述べた通り、入居前の専門的な工事のことを意味します。

一方、ハウスクリーニングは、入居後に生じた汚れを取り除いたり、傷跡を補修する作業のことです。

入居後は、掃除しにくい箇所などに汚れが溜まりがちです。特に、キッチン・お風呂・トイレ・洗面等の水まわりは汚れが溜まりがちです。また、換気扇には油汚れが付きますし、エアコンの内部も掃除できないため汚れがたまります。

こうした汚れはこびりついたようになっているので市販の洗剤だけでは落とせないこともあります。

そこで、ハウスクリーニングの専門業者が専門の機械や薬液などを用いて汚れをきれいに取り除く作業を行います。

賃貸物件などでは、入居者が変わるときにハウスクリーニングが行われることが多いです。

また、持ち家の方でも汚れが気になったときにハウスクリーニングを依頼することがあります。

 

竣工清掃(美装工事)と通常の清掃の違い

竣工清掃(美装工事)と通常の清掃は別物です。

通常の掃除では、接着剤や塗料の汚れを落とすことはできませんが、竣工清掃は、こうした特殊な汚れにも対応しています。

掃除によって、現場の汚れを取り除いた後で、補修作業や床のワックス掛け、各種コーティング、除菌作業も行い、非常に高いレベルで美しくします。

竣工清掃(美装工事)が必要な理由

新築、リフォーム問わず、工事後は竣工清掃(美装工事)が必要です。

竣工清掃を行わない場合は、工事中の汚れが残ったままになってしまうため、様々なデメリットがあります。

 

クライアントの満足度を高める

入居者やテナントは、きれいな状態で引き渡しを受けてこそ、満足するものです。

養生を撤去しただけで工事中の汚れが残ったままだったり、傷や凹みがある状態では、新品の建材を使っていてもクライアントの満足度は大きく下落してしまいます。

賃貸物件の場合でも、高いレベルの美しさに仕上げることにより、建物や部屋の価値を高めることができ、高めの賃料で貸し出しやすくなります。

 

建物や内装の完成度を高める

新築、リフォームのどちらであっても、工事後は汚れや傷が残ったままになってしまいます。新品の建材を使っていてもこれでは引き立ちません。

そこで、美装工事業者が徹底的に掃除して、傷跡の補修を行うことにより、建物や内装の本来の美しさを引き出します。

 

衛生維持や健康のため

工事後の粉塵や汚れが放置されたままだと、アレルギーや健康被害の原因となることがあります。また、害虫を呼び寄せる原因にもなってしまいます。

そのため、美装工事によって粉塵や汚れを徹底的に取り除き、安全で快適な生活空間を生み出します。

 

トラブルを防止する

新築、リフォームでは、新品の建材を使うのが一般的ですが、工事後は汚れや傷が残ったままだと、入居者やテナントから、中古品ではないかといったクレームが入ることもあります。

こうしたトラブルを防ぐためにも、工事後は、汚れを徹底的に落として、傷を補修して、どう見ても新品に見えるようにする必要があります。

 

店舗や企業の印象を良くする

店舗や企業のオフィスの工事の場合は、最後に竣工清掃を行うことにより、外観や内装を美しくすることが大切です。

外観や内装が美しければ、来訪者に好感を持たれやすいですし、売上も向上しやすいです。

労働環境も良くなり、従業員も気持ちよく働けるため、作業効率やモチベーションが上がります。人材を募集するにしても有利になります。

このような効果が期待できるため、店舗や企業の場合は、竣工清掃が非常に大切と言えます。

竣工清掃(美装工事)により完成度が左右される

新築、リフォームの完成度は竣工清掃によって左右されると言っても過言ではありません。

特に賃貸物件や店舗や企業のオフィスの場合は、外観や内装の美しさによって、入室率や売上、業績が左右されることもあります。

「KIREI produce」では、お客様のご要望や現場に合わせて、高品質の竣工清掃を提案することができます。適切な額で見積もりしたうえで、お客様にご満足いただける竣工清掃を行います。

竣工清掃の依頼先を探している方は、KIREI produceにお問い合わせください。

 

竣工清掃(美装工事)の内容

竣工清掃(美装工事)は、クリーニング作業と補修作業が主な工事内容になります。具体的にどのような部分を清掃するのか確認しましょう。

窓ガラスとサッシ

窓ガラスは、搬入したばかりのときはピカピカですが、工事中に汚れが付着することもあります。

粉塵で薄汚れていることもありますし、のりや塗料などが付着していることもあります。

また、サッシの溝は、特に木くずや粉塵が溜まりやすい箇所です。

 

床は、フローリングであれば、工事中は養生シートで保護されていますが、どうしても埃や汚れが残ってしまうため、清掃が必要です。

また、細かい傷が生じていることもあるので、傷跡を補修して目立たないようにします。

また、必要に応じて床面のワックス掛けも行います。

カーペットの場合は専用の機器で清掃します。

 

壁、ドア枠

壁、ドア枠は、クロスを貼った後の、のりが付着していないかどうかを重点的にチェックし、汚れを拭き取ります。

 

水回り

キッチン・お風呂・トイレ・洗面等の水まわりは、新品を用いていれば、汚れはありませんがやはり工事中に接着剤などが付着している可能性がありますし、粉塵が溜まっていることもあるため、徹底的に掃除して、ピカピカに磨き上げます。

 

粉塵の除去

空気中に工事中に発生した粉塵が漂っていることがあります。

そのため、空気を入れ替えるとともに、床はもちろん、コーナー部分や出っ張り部分に溜まっている木くずや粉塵を徹底的に除去します。

 

細部の清掃

スイッチ、コンセント、ドアノブなども手垢や汚れがついていないかチェックし丁寧に掃除します。

 

竣工清掃(美装工事)は自分でやるか専門業者に依頼すべきか?

竣工清掃(美装工事)は、クリーニング作業と補修作業を行うだけなので、一般の方でもやろうと思えばできます。

自分で住む物件ならば、竣工清掃を行うかどうかは、ご自身で判断してもよいでしょう。

ご自身でクリーニング作業と補修作業を行えば、竣工清掃の費用を節約することができます。

ただ、ご自身で本格的な竣工清掃を行う場合は、様々な道具を揃えなければならないので、その費用を考えると、節約になるかどうか微妙なこともあります。

一方、クライアントへ引き渡す物件なら、竣工清掃は専門業者に依頼すべきです。少しでも汚れや傷跡があるとクレームになりやすいので、完璧に竣工清掃を行ってくれる業者に依頼しましょう。

 

竣工清掃(美装工事)を専門業者に依頼する際の注意点

竣工清掃(美装工事)を専門業者に依頼する際は、いくつか注意すべきことがあります。

依頼するタイミング

竣工清掃(美装工事)を専門業者に依頼する際は、竣工清掃を行うタイミングが重要です。

新築やリフォーム工事が終了すると、クライアントは引っ越しに向けて準備を始めます。竣工清掃は、工事後、引っ越し予定日までの限られた期間内に行わなければなりません。

竣工清掃にかかる日数は、現場の規模や汚れや傷の状態により異なります。

また、ワックス掛けやコーティング作業も必要な場合は、清掃後に作業を行うため、更に日数がかかります。

そのため、工事が終了後に慌てて業者を探すのではなく、前もって予約しておくことが大切です。

 

費用とサービス内容を確認する

竣工清掃(美装工事)にかかる費用とサービス内容は業者によって異なります。

クリーニング作業や補修作業などの基本的なサービスには大差はないかもしれませんが、床のワックス掛け、各種コーティング、除菌作業については、業者によって異なります。

どこまでやってくれるのかは、見積もりを依頼した際によく確かめましょう。


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まとめ|

竣工清掃(美装工事)は、新築工事やリフォーム工事の最終段階で行う工事です。ただの掃除ではなく、すべての工事の完成度を高めるための非常に重要な工程になります。

それだけに、隅々まで丁寧に仕上げてくれる業者を選ぶことが大切です。

「KIREI produce」では、これまで培った技術と経験を活かし、高品質の竣工清掃(美装工事)を提供することができます。

常に適正なお見積もりを心掛けていますので、自宅や、マンション・アパートなどの物件オーナー様、工務店様など、竣工清掃(美装工事)の依頼先を探している方は、ぜひお問い合わせください。


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