ホテルのカーテンは、ホテルの高級感を演出する重要な要素です。
同時に、消防法に従った防炎カーテンであることが求められますし、多くの人に快適に泊まってもらうために、様々な機能性を備えている必要性があります。
この記事では、ホテルのカーテンに求められる高級感と機能性とは何かを解説します。
記事のポイント
- 防炎カーテンとは何かが分かる。
- 高級感を演出するホテルライクなカーテンに必要な要素が分かる。
- ホテルのカーテンに求められる機能性とは何かが分かる。
ホテルは防炎カーテンが必須
ホテルのカーテンを選ぶ際に注意すべきことは、防炎カーテンを選択しなければならない点です。
消防法8条の3の規定により、
- 高さ31メートルを超える高層建築物
- 地下街
- ホテルや旅館等の不特定多数の人が出入りする施設
に設置するカーテンは、「政令で定める基準以上の防炎性能を有するものでなければならない」とされています。
防炎カーテンとは
防炎カーテンとは、防炎ラベルがつけられたカーテンのことです。
カーテンの生地を難燃液でコーティングしたカーテン(防炎加工カーテン)か、燃えにくい生地で作られたカーテン(難燃糸カーテン)のいずれかですが、防炎加工されたカーテンが一般的です。
防炎カーテンでも種類は豊富
防炎カーテンの場合、選択肢が限られてしまうのではないかと懸念される方もいらっしゃるかもしれませんが、現在では、防炎カーテンでも豊富な種類が用意されています。
防炎カーテンは、ホテルや商業施設、公共施設等だけで需要があるわけではなく、一戸建てなどでも防災対策を意識して、防炎カーテンを選択する人が増えているためです。
ホテルにおけるカーテンの役割とは
「ホテルライクなカーテン」という宣伝でカーテンが販売されているように、ホテルでは、カーテンは室内の高級感を演出する重要な役割を果たしています。
ホテルライクなカーテンとは?
ホテルらしい非日常的な空間を演出してくれるカーテンのことです。
ホテルには、日常生活では味わえない高級感が期待されています。
カーテンの生地を選ぶ際は、光沢感や艶感がある高品質な生地を選択すべきです。
2倍ヒダのようにたっぷりと生地を使ったカーテンにより豪華さを演出することも考えられます。
一方で、ホテルには様々なお客様が泊まることから、多くの人に受け入れられる無難なデザインのカーテンを選ぶこともポイントです。
柄物カーテンにより個性を演出するよりも無地のカーテンによって、落ち着いた雰囲気を演出すべきです。
クロス(壁紙)や主要な家具の色との調和も考慮し、全体的な色調やトーンを合わせることで統一感があり、落ち着いた空間になります。
また、カーテンレールの取付方法も工夫するべきです。
一般的な住宅では、カーテンレールは、正面付けと呼ばれる方法により取付けています。天井付けと呼ばれる、天井から床まで完全に覆うような取付け方は、オーダーメイドのカーテンでなければ、作ることが難しいこともあり、一般的な住宅では使われていません。
そこで、ホテルでは、カーテンレールを天井付けにしたうえで、窓枠とは関係なく、天井から床まで完全に覆うような大きめのカーテンを導入すると、より豪華さが増します。
ホテルのカーテン工事の依頼先をお探しの方はお問い合わせください
ホテルのカーテンは、高級感を演出する重要な要素ですから、内装工事のプロに施工を依頼すべきです。
「KIREI produce」では、カーテン工事の施工も承っています。
カーテンレールは、ホテルの雰囲気に合わせた最適なものをご用意し、取り付け工法も提案させていただきます。さらに、カーテンも宿泊されるお客様に、ご満足いただけるものをご用意することができます。
カーテン工事の施工の依頼先で迷われているホテルの経営者、担当者様は、ぜひ、お問い合わせください。
ホテルのカーテンに求められる機能性
ホテルのカーテンには、高級感と同時に機能性も求められます。
ホテルのカーテンに求められる機能性は次のようなものです。
- 遮光機能
- プライバシーを確保する機能
- 温度調整機能
- 遮音機能
- 抗菌機能
- 消臭機能
一つ一つ確認していきましょう。
遮光機能
遮光機能とは、外から入る光を遮る機能のことです。
ホテルに宿泊するお客様の中には、朝もゆっくりと寝ていたい方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にとって、眩しい光が差し込んでくると、ゆっくり寝ていることができません。
また、満月の夜などは月明かりが差し込むことがありますが、その光だけでも眠れなくなるお客様もいます。
お客様に快適な眠りを提供するためにも、ホテルのカーテンは十分な遮光機能を備えていることが求められます。
遮光機能については、1級遮光から3級遮光までの遮光レベルにより性能を表しているのが一般的です。
- 1級遮光は、ほぼ光を遮り、暗室に近い状態を作れるカーテン。
- 2級遮光は、わずかに光を通すカーテン。
- 3級遮光は、柔らかな光が差し込むカーテン。
といった形で分類されています。
遮光機能を追及する場合は、1級遮光や、これよりも遮光性能が高い「完全遮光」といったタイプのカーテンを選択するとよいでしょう。
ただ、遮光性能を求める場合は、カーテンの色合いは、黒に近い色に限定されてしまう点を考慮する必要があります。
抗菌機能
ホテルは、不特定多数の様々な人が泊まることから、衛生を保つことが求められます。
ベッドのシーツなどは、宿泊客が変わるごとに交換することができますが、カーテンは、宿泊客が変わるごとに洗うわけには行きません。
そのため、ホテルで使用するカーテンには、銀イオンや光触媒といった抗菌剤を混ぜ込んだ生地を用いて、カビや細菌の増殖を抑制できる機能を備えていることが求められます。
また、定期的に洗濯する必要があることから、洗濯に強い生地であることも求められます。
消臭機能
ホテルは、不特定多数の様々な人が泊まることから、様々な匂いが持ち込まれます。
また、料理の匂いなども部屋に充満することがありますが、その匂いが部屋に染み付いたままでは、次の宿泊客が不快感を覚えてしまいます。
カーテンは様々な匂いを吸収する性質があることから匂いが染み込んだまま取れないこともあります。
こうした事態を防ぐためにも、ホテルで使用するカーテンには、活性炭や光触媒といった消臭剤を混ぜ込んだ生地を用いて、生活臭を軽減できるものであることが求められます。
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まとめ|
ホテルのカーテンは、防炎カーテンでなければなりません。
同時に、ホテルらしい高級感を演出する重要な要素になることから、カーテンの生地にはこだわる必要がありますし、取付工事も工夫する必要があります。また、ホテルのカーテンには様々な機能性も求められます。
ホテルのカーテンを選ぶ際は、高級感を演出できるプロの内装業者に依頼することが大切です。
「KIREI produce」では、高級感と機能性を両立するカーテンを提案し、カーテン工事も施工することができます。
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