汚れた壁紙クリーニング実績

汚れた壁紙クリーニング実績

 

汚れた壁紙クリーニングの実施概要

東京都内の築20年になる戸建て住宅で、壁紙(クロス)に付着した手垢やホコリ汚れのクリーニングを行いました。長年の使用で黒ずんでしまった壁紙を、プロの技術で新築のような明るさに蘇らせました。今回は美観を回復するだけでなく、ご家庭の衛生面にも十分配慮した施工方法を採用しました。

現場での工夫やスタッフの所感も交えながら、以下に壁紙クリーニング作業の手順をご報告いたします。

 

プロによる空気清浄機クリーニングの作業内容

プロのクリーニングでは、空気清浄機をここまで完全に分解して内部まで洗浄します。まず安全のため電源プラグを抜いてから、本体カバーや各種フィルター、内部のファンユニットまで丁寧に取り外しました。それぞれのパーツに付着したホコリ汚れを確認し、水洗い可能なフィルターは浴室で隅々まで洗浄します。水洗いできないフィルターはブラシでホコリを落とし、専用クリーナーで丁寧に汚れを拭き取りました。

さらに内部の送風ファンや吹出口にもホコリが溜まっていたため、細かな部分は柔らかいブラシと高圧エアー(エアダスター)でしっかりとホコリを吹き飛ばします。最後に外装パネルを中性洗剤を含ませたクロスで拭き上げ、ピカピカに磨き直してから元通りに組み立てました。
 

壁紙クリーニング作業の手順

  1.  現場調査と準備

    まず初めに壁紙全体の状態を細かく調査しました。特に日常的に手が触れるスイッチ周りや壁の角の部分では、手垢による黒ずみが目立っていたため重点的に確認しました。

    また、経年による壁紙の色あせ具合もチェックし、洗浄による色ムラが出ないよう特に気を配りました。調査結果を踏まえて、壁紙専用の中性クリーニング剤や柔らかいスポンジ、大型バケツ、養生資材など必要な道具を準備しました。

    施工にあたってはスタッフはゴム手袋を着用し、安全かつ衛生的に作業できる体制を整えました。

     
  2.  作業エリアの養生

    壁紙クリーニングを行う周辺の家具や床が汚れないよう、しっかりと養生しました。具体的には、家具や照明スイッチプレートなど汚れや水滴が飛ぶ可能性のある部分を養生テープでカバーしました。床面にはビニールシートや厚手の養生シートを敷き込み、水が垂れても床材を傷めないよう万全を期しました。例えば壁際にあった棚やソファにはビニールシートを被せ、作業中に洗剤液が飛び散っても大丈夫なよう保護しました。

    これらの下準備によって、ご自宅の設備や家具を汚さず、安心して作業を進めることができました。
     

  3.  壁紙表面のほこり落とし

    クリーニング剤を使った本格的な洗浄の前に、まず壁紙表面のほこりや軽い汚れを除去します。柔らかいブラシやハタキを用いて、壁紙を傷つけないよう優しく撫でるようにほこりを払い落としました。

    この工程を丁寧に行うことで、後の拭き取り作業で汚れが泥状に広がるのを防ぐことができます。長年積もった細かなチリも、この段階でしっかり除去しておくことがポイントです。特に天井付近や家具の裏側近くの壁面など、普段手が届きにくい箇所も念入りに埃を落としました。
     

  4.  洗剤拭きによる汚れ落とし

    壁紙専用洗剤をぬるま湯に希釈し、その洗浄液に浸したスポンジで壁紙を優しく拭き上げていきました。本格的な汚れ落としの工程です。一度に広範囲を作業せず、壁を小さな区画に分けながら順に洗浄しました。こうすることで洗剤液が乾ききる前に拭き取ることができ、ムラなく均一にクリーニングできました。

    また、作業前には壁紙の隅の目立たない場所で試し拭きを行い、洗剤による色落ちがないことを確認してから本番に臨みました。汚れが特にひどい部分ではスポンジだけでなく柔らかい布巾も併用し、力を入れすぎないよう注意しながら円を描くように汚れを浮かせました。壁紙の目地(継ぎ目)部分やコンセント周りなど、汚れが溜まりやすい細かな箇所も、小さいブラシを使って洗剤液が行き渡るよう意識しました。

    経験上、壁紙の汚れは放置すると繊維の奥まで入り込んでしまうため、この段階でしっかり汚れを浮かせて落とすことが肝心です。
     

  5.  すすぎと汚れの拭き取り

    洗剤成分が壁紙に残らないよう、きれいなぬるま湯を使って丁寧にすすぎ拭きを行いました。洗剤で浮かせた汚れを回収する重要な工程です。バケツに用意した清潔なお湯に布巾を浸し、洗剤を拭き取るように壁面を再度拭き上げました。広い面積を一気にではなく、洗剤拭きと同じく小さな範囲ごとにゆっくりと進めました。途中でお湯が汚れで濁ってきたらすぐに新しいお湯に交換し、常に清潔な状態で拭き取りを続けました。

    特に壁紙の目地やコーナー部分には洗剤が溜まりやすいため、布巾を細かく折りたたんで隅々まで水拭きしました。すすぎ拭きを十分に行うことで、中性洗剤の成分が壁に残らず、後からホコリを呼び寄せたり変色の原因になるのを防ぐことができます。

    この段階で壁紙全体をくまなく見渡し、洗い残しのシミがないかもチェックしました。濡れている状態ではわかりづらい汚れも、照明を斜めから当てて確認し、見落としがないよう注意しました。
     

  6.  乾燥と換気

    壁紙全体を洗浄した後は、十分な乾燥時間を確保しました。作業後すぐは壁紙が水分を含んでいるため、自然乾燥を促すために換気を徹底しました。具体的には、部屋の換気扇を回すとともに窓を全開にし、室内の湿気を外へ逃がしました。

    さらに、作業部屋だけでなく隣接する部屋の窓も開けて空気の通り道を作り、家全体で効率よく換気しました。

    こうすることで、一室に湿気がこもらず家屋内の空気を循環させることができました。場合によっては送風機(ファン)や除湿機を使うこともありますが、今回は春先の比較的乾燥した気候でしたので自然な空気の流れで乾燥を進めました。壁紙が乾燥するまでの間は、触っても跡が付かないようその部屋への立ち入りも控えていただきました。十分に乾かすことで、カビの発生や汚れの再付着を防ぎ、仕上がりをより良い状態で保ちます。
     

  7.  最終チェック

    壁紙が完全に乾いたのを確認して、最終チェックを行いました。まず、壁全体を目視でくまなく点検し、洗い残しの汚れや拭きムラがないか確認しました。昼間の自然光だけでなく、必要に応じて懐中電灯や作業灯を斜めから当て、光の加減で浮かび上がる汚れも見逃さないよう確認しました。加えて、実際に手で壁紙の表面を撫でてみて、ザラつきやベタつきが残っていないか触感でもチェックしました。

    経験上、指先で触るとわずかな洗剤残りも検知できます。この最終確認で異常が見つかった場合は、その部分を再度洗浄・乾拭きするなど速やかに対処できるよう準備していました。今回はチェックの結果、シミ汚れの取り残しや洗剤成分の残留もなく、壁紙全体が均一に綺麗になっていることが確認できました。
     

  8.  お客様への説明とアフターケアの提案

    すべての作業工程が完了した後、お客様(奥様)にも現場を確認していただきました。施工前とのビフォーアフターを見比べながら、どのような汚れに対してどのようなクリーニングを行ったかを丁寧にご説明しました。

    また、今回使用した洗剤が中性であること、壁紙の素材を傷めず衛生的にクリーニングできることもお伝えし、ご安心いただけました。

    さらに、今後壁紙を長持ちさせるための日常お手入れのコツもアドバイスしています。例えば、「普段から壁の高い部分のホコリをハタキで落としておく」「手垢が付いたら早めに固く絞った布で優しく拭き取る」など、日々の簡単なお掃除で汚れを溜めにくくする方法をご紹介しました。定期的なプロのクリーニングについてもご提案し、数年に一度の頻度で壁紙クリーニングを行えば張り替えずに美観を維持できる点もお話ししました。お客様は「そんな方法があるんですね」と熱心に耳を傾けてくださいました。

 

施工結果とお客様の声

今回の壁紙クリーニングにより、くすんでいた壁紙は見違えるほど明るさを取り戻し、衛生面でも清潔な状態に改善しました。20年の暮らしで蓄積した汚れが一掃され、ご家族にも安心していただける仕上がりです。実際に仕上がりをご覧になったお客様からは「壁紙が新品みたいに綺麗!」「部屋全体が明るくなって快適です」と大変嬉しいお言葉をいただきました。

長年住み慣れたお住まいでも、適切なクリーニングでここまで綺麗になることに驚かれた様子で、私たちスタッフもプロ冥利に尽きる思いです。今後もお客様に快適に過ごしていただけるよう、定期的なメンテナンスサービスのご提案を続け、ご家庭の暮らしの質向上に貢献してまいります。

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