スーパー調理場周辺のコバエ駆除実績

兵庫県スーパー厨房でのコバエ駆除実績報告

 

案件概要

兵庫県内にあるスーパーマーケットの厨房で、コバエ(小バエ)の大量発生が確認されました。食品を扱う厨房でコバエが発生することは、衛生面で見過ごせない重大な問題です。私が現場に駆けつけた際、調理場の周辺を小さなハエが飛び回っているのを目にし、スタッフの方々が頭を抱えている様子を目の当たりにしました。

原因を調査したところ、排水溝やゴミ置き場の清掃不良が発生の一因である可能性が高く、根本原因への対処が必要だと判断しました。以下、実際に行った厨房でのコバエ駆除の施工手順と対策について、現場の視点を交えて詳しく報告します。

 

プロによる空気清浄機クリーニングの作業内容

プロのクリーニングでは、空気清浄機をここまで完全に分解して内部まで洗浄します。まず安全のため電源プラグを抜いてから、本体カバーや各種フィルター、内部のファンユニットまで丁寧に取り外しました。それぞれのパーツに付着したホコリ汚れを確認し、水洗い可能なフィルターは浴室で隅々まで洗浄します。水洗いできないフィルターはブラシでホコリを落とし、専用クリーナーで丁寧に汚れを拭き取りました。

さらに内部の送風ファンや吹出口にもホコリが溜まっていたため、細かな部分は柔らかいブラシと高圧エアー(エアダスター)でしっかりとホコリを吹き飛ばします。最後に外装パネルを中性洗剤を含ませたクロスで拭き上げ、ピカピカに磨き直してから元通りに組み立てました。
 

1.  施工準備

まずは作業の施工準備です。私は現場に到着するとすぐに、厨房内の作業エリアを安全に区画しました。食品や調理器具に薬剤がかからないよう、ビニールシートや専用カバーでしっかりと覆い、安全確保に努めます。

この基本作業を怠ると、駆除は成功しても食品が薬剤で汚染されては本末転倒ですから、念入りに対応しました。準備段階で使用する機材も点検します。コバエ専用の駆除剤、ミスト噴霧器(微粒の殺虫剤を拡散させる機械)、排水溝ブラシ、強力な吸引装置など、必要な道具を現場に揃えました。

プロの業者として長年培った経験から、現場状況に応じて最適な機材を選定することが肝心だと感じています。
 

2.  発生源の特定

次に行ったのは、コバエの発生源の特定です。厨房全体を隈なく調査し、発生しやすい場所を洗い出しました。具体的には、排水溝、ゴミ置き場、冷蔵庫の裏といった、湿気と汚れが溜まりやすい箇所を中心にチェックしています。経験上、コバエはこうした場所に卵を産み付け繁殖することが多いため、一つずつ丁寧に確認しました。

やはり予想どおり、排水溝内部ではヌメリに混じって無数の幼虫が蠢いており、生息の痕跡もはっきりと確認できました。正直、排水溝を開けた瞬間に感じた臭いや光景にはギョッとしましたが、これこそが厨房内でコバエが繁殖する主原因であると突き止めます。

この発生源を抑え込まない限り、いくら成虫を追い払っても再発するのは明らかです。そこで排水溝を最重要ポイントと位置づけ、重点的に対処する方針を固めました。

 

3. 駆除作業

いよいよ本格的な駆除作業に取りかかりました。まず、最大の発生源である排水溝に対しては、専用の駆除剤を奥深くまでしっかりと流し込みました。薬剤を行き渡らせた後、長い柄の付いた排水溝ブラシでパイプ内部の汚れやヘドロをこそげ落とします。

私自身、「ここで手を抜くとまたすぐに湧いてしまうぞ」と自分に言い聞かせながら、念入りに洗浄しました。汚れを除去することで薬剤の効果が隅々まで行き届き、幼虫の段階から駆除する狙いです。

 

次にゴミ置き場周辺です。生ゴミが集まるこのエリアは、コバエにとって格好の繁殖場所になり得ます。ゴミ箱やその周辺に残った汁液や腐敗物もしっかり清掃した上で、殺虫効果のある薬剤をくまなく散布しました。

加えて、見落としがちな調理台の下や冷蔵庫裏の床にもミスト噴霧器で薬剤を拡散させ、厨房内に残っている成虫も幼虫も、一網打尽に駆除します。ミスト噴霧は厨房全体に行き渡るようにじっくり実施しました。

作業中、コバエがちらほらと飛び出してきましたが、吸引装置で素早く吸い取りながら、駆除剤の効果で次々と息絶えていくのを確認しました。このようにして、目に見える成虫はもちろん、目に見えづらい幼虫や卵の段階から徹底的に駆除を行いました。

 

4.  再発防止策

駆除作業が完了した後は、再発防止策に移りました。駆除はあくまで対症療法であり、根本的な解決には日々の衛生管理の徹底が欠かせません。私は施工後に厨房のスタッフの皆さんとお話しし、今回の発生原因や再発を防ぐためのポイントについて意見交換を行いました。

まず、排水溝の定期清掃の重要性を強調しました。先ほど目の当たりにしたように、排水溝の汚れやヌメリ放置がコバエ繁殖を招く大きな要因です。そこで、最低でも週に一度は専用ブラシで排水溝をこする清掃を行い、可能であれば殺虫成分入りの洗浄剤で予防することを提案しました。

 

また、生ゴミ管理も大切なポイントです。ゴミ箱には必ず蓋をする、営業終了後には生ゴミを放置せず密閉できる袋で廃棄する、といった対策を具体的にアドバイスしました。

さらに、厨房周りでは食材や調味料の飛び散りにも注意が必要です。床や調理台の隙間にこぼれた汁などは小さな虫にとって格好の餌となりますので、その日のうちに清掃する習慣をつけてください、とお願いしました。

スタッフの方々も真剣に頷いて聞いてくださり、「今日から早速やります」と心強い返事をいただきました。

 

5.  撤収・最終確認

最後に、作業エリアを元の状態に撤収し、最終確認を行いました。駆除に使用した器具や残留薬剤が厨房に残っていては衛生上問題ですので、器具類は速やかに片付け、薬剤が付着した箇所は可能な限り拭き上げて清掃しました。養生に使用したカバー類もすべて取り外し、安全に廃棄しました。

 

その後、厨房内を一通り点検し、コバエが一匹も飛んでいないことを確認できました。駆除前はあれほど飛び回っていた小さなハエが姿を消した厨房を見渡し、私もほっと胸を撫で下ろしました。現場のスタッフの方からは「さすがプロですね!本当に助かりました」と労いの言葉をいただき、プロの駆除業者冥利に尽きる思いです。

 

今回のコバエ駆除作業(兵庫県・スーパー厨房)を通じ、改めて痛感したのは日頃の衛生管理の大切さです。プロに依頼して駆除を行うことは即効性がありますが、その後いかに清潔な環境を維持できるかが、コバエ再発防止の鍵を握ります。

厨房を管理する店舗ご担当者様には、ぜひ定期的な点検と清掃を習慣づけていただき、安全な調理環境を守ってほしいと思います。私たち業者側も、また何かあればすぐ駆けつける所存です。

今回の施工実績が、同じように「厨房でコバエが発生して困っている」方々のお役に立てば幸いです。

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