敷地内の古い庭木の撤去(伐採・抜根)実績

敷地内の古い庭木の撤去(伐採・抜根)実績

敷地内に長年放置されていた庭木の撤去(伐採・抜根)のご依頼を受け、東京の個人宅で作業を行いました。庭木が成長しすぎて周辺の建物に影響を与え始め、枝が電線に接触する危険もある状態でした。

また、大きな木は台風などの際に倒木による災害を引き起こすリスクも高まります。さらに地面を見ると、根が庭全体に張り巡らされ、雑草取りや整地の妨げにもなっていました。こうした問題を解決するため、専門の伐採業者である私たちが安全第一で庭木の伐採作業に臨みました。

その現場の様子と作業手順を、プロの視点と共に詳しくご報告します。
 

1. 施工準備:安全対策と作業計画

実際の伐採作業に入る前に、まずは入念な施工準備を行います。今回も作業開始前にチーム全員で作業計画を共有し、安全手順を再確認しました。周囲の建物や電線への被害を防ぐため、ヘルメットや防護メガネ、チェーンソー用防護服など必要な防護具を全員が着用しました。

また、チェーンソーの動作点検や燃料の確認を行い、伐採用ロープや重機(小型ユンボ)といった機材も現場に搬入して準備万端です。さらに、作業エリア周辺にはカラーコーンやロープ柵を設置し、近隣の方が誤って立ち入らないよう安全エリアを確保しました。住宅密集地の東京ならではの配慮として、ご近所への事前あいさつも欠かしません。

 

2. 庭木の伐採:枝下ろしと幹の解体

準備が整ったら、いよいよ庭木の伐採作業に入ります。いきなり幹を切り倒すのではなく、まずは高所作業車やはしごを使って枝葉を少しずつ剪定(枝下ろし)しました。これは枝が周辺に落下して建物や電線に当たらないようにするための大切な工程です。経験上、高所での枝切り作業は毎回緊張しますが、安全帯とロープで自分の体を固定し、一枝一枝慎重に切り落としていきました。太い幹だけの状態になったところで、チェーンソーで幹を根元から伐倒します。

この際、倒れる方向を誤ると事故につながるため、ロープを幹に括り付けて倒木方向をコントロールしました。加えて、重機のアームも利用して幹の下部を支え、狙った方向にゆっくり倒します。幸い、周囲に被害を出すことなく無事に伐倒できました。伐採後は、幹を適切な長さに玉切りし、運び出しやすいサイズに加工しておきます。
 

3. 根の除去(抜根):重機による慎重な掘削

幹を切り倒した後は、地面に残った根の除去作業(抜根)です。切株の周囲の土をスコップやツルハシで掘り起こし、根が見えてきたところで小型重機を使って切株を根ごと引き抜きました。

長年育った庭木だけあって根が非常に深く張っており、一筋縄ではいきません。太い根は地中深くまで伸び、場所によってはコンクリートの基礎や配管に近接している箇所もありました。

そのため、重機の力任せに引っ張るのではなく、周囲の土を丁寧にさらいながら少しずつ根を緩め、慎重に抜根しています。場合によってはスコップで根を切断したり、ノコギリで太い根を分断したりと地道な手作業も交え、完全に根を取り除きました。根を残したままにすると新芽が再生したりシロアリが発生したりする恐れがあるため、時間はかかりましたが可能な限り全ての根を掘り起こすよう努めています。
 

4. 後処理:搬出と整地作業

伐採と抜根が完了したら、現場の後処理に移ります。まず、伐採した幹や太い枝はチェーンソーで適度な長さに切り分けてからトラックへ積み込みました。細かい枝葉や木くずも袋にまとめ、周囲に散乱しないよう丁寧に掃き集めます。こうした伐採廃材はすべて当社で責任を持って処分場まで搬出し、適切に処理しました。その後、抜根によってできた穴や凹凸を埋め戻し、土を平らにならして整地します。

今回の庭では、根があった場所がぽっかり空いていたため、周囲の土をスコップで均(なら)し、最後に転圧機を使って踏み固めました。整地までしっかり行うことで、庭全体が平らで安全な状態になり、次の造園作業にも取りかかりやすくなります。作業後に現場を見渡すと、あれほど存在感のあった大木が無くなり、庭が見違えるほど明るく広々と感じられました。

 

5. 再発防止策:今後の庭木管理のアドバイス

作業完了後、依頼主様にも現場の状況を確認していただきました。庭木がなくなったことで日当たりや風通しが良くなり、お客様も大変安心された様子でした。ただ、同じように庭木が再び大きく育ちすぎて困る事態は避けたいところです。

そこで私たちは、再発防止策として庭木の管理に関するアドバイスも併せて提供いたしました。例えば、新しく樹木を植える場合は成長しても大きくなりすぎない種類を選ぶこと、電線にかかる恐れがある位置には植えないことなどをお伝えしています。

また、定期的な剪定や間引きを行えば、樹木が暴れすぎる前にコントロールできます。プロの視点からアドバイスをお伝えすることで、今後も安全で手入れしやすい庭を維持できるようサポートしました。お客様も「これでまた安心して庭を楽しめます」と笑顔を見せてくださり、私たちもほっとしました。

一般的にはフィルター掃除は月に1回程度が目安ですが、ペットを室内で飼っている場合や喫煙者がいる家庭ではもっと頻繁に掃除する必要があります。それに加えて、プロによる内部の完全分解クリーニング(空気清浄機 クリーニング専門サービスの利用)は年1回の実施がおすすめです。
プロの技術で隅々まで洗浄することで、空気清浄機を安心安全に長くお使いいただけます。

 

6. 撤収:最終確認と現場清掃

最後に、使用した機材や道具をすべてトラックに積み込み、現場の最終確認と清掃を行いました。切り落とした細かな枝葉や木くずが残っていないか、隣接する道路や敷地にも落下物がないかをくまなくチェックします。カラーコーンや養生シートを撤去し、問題がないことを確認して作業完了となりました。

作業開始から終了まで大きなトラブルもなく、予定通り安全に庭木の撤去作業を終えることができています。作業後にお客様から「庭がすっかり綺麗になって安心しました」と労いの言葉をいただき、現場で作業した職人冥利に尽きる思いでした。
 

作業を終えて:庭木伐採のプロとして感じたこと

以上が、東京の個人宅で実施した庭木伐採・抜根作業の一連の流れです。長年放置された庭木でも、適切な手順で対処すれば安全かつ確実に撤去できることを改めて実感しました。今回のように庭木が大きく育ちすぎてしまうと、個人で対応するのは非常に困難です。

もしご自宅の庭木でお困りの場合は、無理をせず庭木伐採のプロにご相談いただくのが賢明でしょう。専門業者であれば、事前の近隣対応や安全管理まで含めてトータルでサポートできます。私たちも東京都内を中心に多数の庭木撤去を手掛けており、培った経験から最適な作業プランをご提案可能です。

庭木の伐採を検討されている方は、ぜひ一度プロに問い合わせてみてください。お庭を安全で快適な空間に戻すお手伝いをいたします。

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