寝室マットレスクリーニング施工報告(ダニ除去・カビ除去)

寝室マットレスクリーニング施工報告(ダニ除去・カビ除去)

 

案件概要

東京都内のマンションにお住まいのお客様から、寝室のマットレスクリーニングをご依頼いただきました。シングルサイズのマットレス2台に長年の使用によるシミと匂いが蓄積し、特にダニやハウスダストの除去を強く希望されていました。

梅雨前の時期でもあり、湿気によるカビ発生も懸念される状況でした。プロのクリーニングによってこれらの問題を解消し、健康的な睡眠環境を取り戻すことが目標です。

 

施工準備

まず作業前に十分な準備を行いました。高温スチームクリーナー(約100℃のスチーム噴射が可能)、布製品用の専用洗浄剤、そして業務用の強力バキュームクリーナーを用意しました。マットレスはシングルサイズが2台で、一般的なポケットコイルタイプのものでした。生地の素材や汚れの程度を念入りに確認し、それに合わせたクリーニング方法と洗剤を選定します。

 

マンションの寝室内での作業となるため、床や周囲の家具を汚さないようビニールシートで養生(保護)を実施しました。こうした事前準備を徹底することで、周囲に配慮しながらも効率的にクリーニング作業に入ることができます。
 

クリーニング作業

  1.  ダニ・ホコリの吸引除去
    まず初めに、マットレス表面および内部に溜まったホコリやダニを強力な吸引機で丁寧に吸い出しました。シングルマットレス2台それぞれ両面をくまなくバキュームし、肉眼では見えない微細なチリやハウスダストもしっかり除去します。

    実際に専用フィルターを確認すると、かなりの量の埃やダニの死骸が吸い取られており、改めて日常的に蓄積する汚れの多さを実感しました。

     
  2. 高温スチームによる洗浄
    次に、約100℃の高温スチームクリーナーでマットレス全体を蒸気洗浄しました。高温のスチームを繊維の奥深くまで行き渡らせることで、シミや汚れを分解し、雑菌やダニを死滅させます。特にダニ除去には高温が効果的で、布団乾燥機などでは行き届かないマットレス内部までしっかりと熱を通すことができます。

    作業中、目に見えてシミが浮き出して薄くなっていく様子が確認でき、お客様も「汚れが浮いてきているのがわかる」と驚かれていました。

     
  3.  専用洗剤による汚れ落としと消臭
    スチームで汚れを浮かせた後、布製マットレス専用の洗浄剤を使用してさらなるクリーニングを行いました。シミがあった箇所には洗剤を染み込ませ、柔らかいブラシで生地を傷めないように優しく擦ります。

    今回使用した洗剤は、安全性が高く抗菌・消臭効果もあるものを選んでおり、マットレスに染み付いた頑固な黄ばみ汚れや汗の臭いもしっかりと除去できます。実務経験上、汚れごとに最適な洗剤を使い分けることが仕上がりに大きく影響するため、現場の状況に応じて洗剤を調整しています。

    この洗浄工程によって、臭いの原因となる雑菌やカビも除去され、マットレスの内部までクリーンになりました。

     
  4. 乾燥作業と仕上げ
    クリーニング後は、業務用ファンや送風機を用いてマットレスをしっかりと乾燥させました。湿気が残っているとカビの発生につながるため、梅雨前という季節を踏まえて特に念入りに乾燥工程を行っています。

    窓を開けて換気を行うとともに、必要に応じて除湿機も稼働させ、マットレスの内部まで完全に湿気を飛ばしました。プロの現場では乾燥具合の見極めが重要で、手で触れて冷たさや湿り気がなくなるまで確認します。

    最終的にマットレス全体が清潔でほのかに爽やかな状態になり、クリーニング作業が完了しました。

     

仕上がりの確認とお客様の声

作業終了後、お客様と一緒にマットレスの仕上がり状態を確認しました。長年気になっていたシミはほとんど見えなくなり、マットレス表面の手触りもサラサラとして清潔感が戻っています。お客様からは「見違えるように綺麗になった」「これで安心して眠れます」と嬉しいお言葉をいただきました。

私自身も、クリーニング前と比べて明らかに汚れや臭いが取れたマットレスを目にし、プロのクリーニング技術でダニ除去やカビ対策に貢献できたことを実感しています。現場の技術者として、お客様の笑顔を見る瞬間は何度経験しても達成感があるものです。

 

なお、今回のようにマットレスに染み込んだ汚れやダニの発生、カビの心配がある場合には、早めのクリーニングが肝心です。マットレスのクリーニングによるダニ除去・カビ除去で清潔な睡眠環境を取り戻したい方は、ぜひプロのサービスにご相談ください。

当社は豊富な施工実績を活かし、安心安全に対応させていただきます。