東京都内店舗のブロック塀 洗浄作業報告
案件概要
東京都内の店舗から、外周ブロック塀の汚れについてご相談を受けました。高さ約2m・長さ約140mほどのコンクリートブロック塀にコケや泥汚れが広範囲に付着しており、遠目にも汚れが目立つ状態でした。やはり塀が汚れたままでは店舗全体の印象を損ねてしまうため、外観の清潔感を取り戻すことを目的にプロの技術で徹底的な塀 洗浄を行いました。以下、実際の作業内容と現場での所感を報告いたします。
1. 施工準備
作業には以下の道具を準備しました。
- 高圧洗浄機(業務用の強力タイプ)
- 専用洗剤(コケ除去用のバイオ洗浄剤)
- ブラシ(デッキブラシやワイヤーブラシ)
- 防護具(ゴーグル、防水エプロン、ゴム手袋 等)
2. 汚れの調査
実際の汚れ具合を細かく調べ、ブロック塀全体にコケや土汚れがどの程度付着しているかを確認しました。特に日陰になりやすい箇所では湿気の影響で苔がびっしり繁殖しており、緑色に変色した部分が目立ちます。
正直、汚れの広がり具合には私たちも驚きましたが、同時に「必ず綺麗にしてみせる」と作業の腕が鳴りました。この状況を踏まえ、高圧洗浄だけでなく専用洗剤の併用が必要と判断し、汚れの度合いに応じた最適な洗浄方法と手順を計画しました。
3. 洗浄作業
まず業務用高圧洗浄機にて塀の表面全体を一気に洗い流しました。勢いよく噴射される水流により、長年こびり付いたコケや泥汚れがみるみるうちに剥がれ落ちていきました。実際に洗浄してみると想像以上に汚れが落ちるため、お客様も目に見える効果に大変驚かれていました。
コンクリートブロック塀は表面に細かな凹凸があるため、高圧水だけでは落としきれない汚れも残ります。そこで頑固な汚れには専用の業務用洗剤を塗布し、ワイヤーブラシで丹念に擦り洗いしました。地道な作業ではありますが、このひと手間を加えることで隅々の汚れまでしっかり除去できました。
最終的にはコンクリート本来の明るい色味が蘇り、塀全体が見違えるほど綺麗になりました。私たち施工スタッフも、真新しく生まれ変わった塀を見て大きなやりがいを感じました。
4. 表面保護の提案
清掃後の綺麗な状態を長期間維持するため、汚れが再び付着しにくくなる防汚コーティング剤の塗布をお客様にご提案しました。コンクリート用の透明な撥水コーティングで、塀の表面に保護膜を形成することで雨水や汚れを弾き、苔や汚れの再発生を抑制する効果が期待できます。
実際にコーティングを施工すれば、汚れが染み込みにくくなるため、今後の清掃頻度を減らせるメリットがあります。
現場で培った経験からも、清掃後に適切な保護処理を施すことはとても有効だと感じています。お客様にはこれらの利点を丁寧に説明し、防汚コートの施工をご検討いただくことになりました。