ショッピングセンターの天井ファン・エアコン点検の実績紹介
今回は、ショッピングセンターで行った「天井ファンコイルエアコン」の点検作業の様子をご紹介します。普段は見えない天井裏のエアコンですが、じつは毎日の快適な空気をつくってくれている、いわば縁の下の力持ち。そんなエアコンも定期的に状態を確認し、手入れをすることが大切です。
1. 屋根裏点検
点検したのは、店内奥にある天井カセット型のエアコン。ダイキン製の2方向吹き出しタイプで、天井裏に設置されています。まずは屋根裏に潜り込み、エアコン本体のまわりをじっくりチェック。室内機はスラブ(天井構造部分)から吊りボルトでぶら下げられている構造で、取り付けの状態やパーツのゆるみがないか、一つひとつ確認していきました。
2. 本体まわりの確認
室内機の外装パネルは針金で固定されており、そこの状態も要チェック。さらに、天井裏側から見える本体と化粧パネルの接合部分も点検。こちらはビスで留められている構造で、見えづらい箇所ですが、こうした部分こそ後々のトラブルにつながりやすいため、しっかり目を光らせて点検します。
3. 発見された不具合
点検の結果、いくつか気になる点が見つかりました。
まず、エアコン本体とキャンバスダクト(空気の通り道)をつなぐビスが一部足りておらず、そこに隙間ができていました。空気がもれたり、ダクトがぐらついたりする原因になりかねません。また、キャンバスダクトと化粧パネルを留めるための針金(番線)も不足している箇所があり、こちらも固定があまくなっている状態でした。
さらに別の箇所でも、同じようにビスと番線の不足が見つかりました。数が少ないだけで「すぐに壊れる」というわけではありませんが、こうした部分が時間とともにゆるみ、振動や空調の風でズレたりすると、見た目の不具合だけでなく、音や風の流れに影響することもあります。
4. 今後に向けて
今回の点検で見つかったのは、目立たないけれど放っておくとトラブルのもとになりかねない箇所ばかり。ビスや針金といった小さな部品が、実は快適な空調を支える大事な役割を果たしていることがよくわかります。
こうした点検を定期的に行うことで、大きな故障を防ぎ、安心して使い続けられる環境をつくることができます。これからも目に見えない部分こそ丁寧に、そんな姿勢でメンテナンスに取り組んでいきます。
ショッピングセンターのように多くの人が出入りする場所では、空調の安定はとても大切です。何事もなかったように快適な空間を保つために、裏側でしっかりと点検・整備を行うこと。それが私たちの仕事です。