人気アミューズメント施設での美装清掃実績
今回は、オープン前から注目を集めているアミューズメント施設の内部清掃を担当しました。完成間近の空間を、まっさらな状態でお客様に届けるための、いわば「仕上げのひと手間」です。普段は見えないところにまで気を配り、スタッフ全員で丁寧に進めました。
1. 施工準備
まずは使う道具の準備からスタート。フラワー(毛ばたき)、掃除機、脚立、養生用シート、クリーンパットなどを現場に揃えました。ただ揃えるだけでなく、すぐ動けるようにそれぞれの役割や動線も確認。段取りが整うと、自然と空気が引き締まります。
2. 除塵清掃
次に取りかかったのが、いわゆるホコリとの戦い。壁や空調の吹き出し口、装飾品、什器などに積もった細かいホコリを、フラワーでやさしく払い落とします。その後、クリーンパットで乾拭き。触れたときに手に粉っぽさが残らないよう、素材を傷めずに、見た目も手ざわりもクリアな状態に仕上げます。
床にも同じように気を配ります。掃除機をかけながら、端や隅、段差部分までまんべんなくチェック。目立たないところにも心を込めて作業しました。
3. 仕上げ
美装のポイントは、最後の一歩にあります。床のシール跡やヒールマークなど、うっすらと残っている“痕跡”をひとつずつ取り除いていきます。目をこらしながら、光の当たり方で浮き出るような跡も見逃さず、床全体が塵一つない状態に。
4. 撤収
最後に、道具の忘れ物がないか、清掃の抜けがないかをもう一度みんなで確認。作業を終えたときには、「まっさらなスタートラインができた」という気持ちになりました。ここから人が集まり、笑い声が響く日が来ることを思うと、わたしたちもワクワクします。
細部まで手をかけたこの現場は、まるで一冊の絵本のように、静かで、でも物語が始まる予感に満ちていました。そんな場所の「最初の景色」を整える仕事ができたこと、心から誇りに思います。