都内ハンバーガーショップ床面の防汚コーティング施工実績
今回の現場は、千代田区にあるハンバーガーショップ。営業終了後の夜9時から1時間限定の作業でした。時間が限られている分、準備の段階でいかに段取り良く進めるかが勝負です。
1. 施工準備
使用する洗剤やコーティング剤、クリーンパッド、養生シートなどを事前に現場近くにセットし、施工スタートと同時にすぐ動けるよう整えておきました。
施工範囲の周囲には、他の床材に洗剤がかからないようしっかり養生を入れます。とくに厨房と客席の境目などは段差もあり、汚水が流れ込みやすいので、そこはいつもより丁寧に。小さなゴミやホコリもあらかじめ取り除いておかないと、コーティング剤がうまく密着しません。現場の仕上がりはこの下準備にかかっているといっても過言じゃありません。
2. 洗浄
床はタイル素材で、表面に目に見えない凹凸があり、そこに汚れが溜まりやすいタイプ。まずはアルカリ洗剤を使って、床全体をしっかり洗浄します。キッチン周りは油汚れがひどく、洗浄用パッドで何度かこすりながら汚れを浮かせていきました。洗浄中は水気を広げすぎないよう、すぐに出てきた汚水をウエスとバキュームで回収。これを怠ると、あとで乾燥が遅れてしまい、コーティングが定着しにくくなります。床がしっかり乾くまで、業務用の送風機で風を当てておきます。
3. コーティング
下地が乾いたのを確認してから、いよいよ防汚コートの塗布へ。専用のモップを使って均一に塗っていきます。慌てるとムラになったり、気泡が入ったりするので、焦らず手早く。経験上、角やタイルの目地周りは特に液が溜まりやすいので、最後に余分な分を軽く拭き取ります。乾燥は自然乾燥で約30分。この間に道具の片付けを進めました。作業後にもう一度確認して、ツヤが均一に出ているか、歩行跡がないかをチェックして完了です。
4. 施工を終えて
店舗床の防汚コーティングは、見た目をキレイに保つだけじゃなく、毎日の掃除がぐっと楽になります。特に飲食店は、油やソースの飛び散り、ドリンクの染み込みが避けられません。今回施工したお店でも、「掃除が前より楽になった」と喜んでいただけました。
防汚コートの良いところは、床の風合いを変えずに保護できる点。お客様の目に触れる場所だからこそ、自然な仕上がりにこだわりました。
同じような店舗やキッチンで、床の汚れが取れにくい・掃除が大変と感じている方は、防汚コーティングを試してみるのも一つの方法です。施工時間も短く、営業に支障が出ない形で対応可能です。ご相談お待ちしています。