江東区の洋食レストラン(74席)での店舗リセット清掃実績
東京都江東区の商業施設内にある74席の洋食レストランで、店舗リセット清掃を実施しました。日々の営業で蓄積した汚れを一掃し、店内を開業当初のような清潔な状態に戻すための店舗クリーニングです。プロならではの判断や工夫も交えつつ、各工程をご紹介します。
1. 施工準備
清掃開始前に店内の汚れ具合をくまなくチェックしました。例えば、厨房の換気扇には油煙による頑固な油汚れ、窓ガラスには手垢や水滴の跡など、各所に汚れの蓄積が見られました。各所に汚れが蓄積しており、日常清掃では見落としてしまう汚れの多さを改めて実感しました。そこで清掃箇所に優先順位をつけて作業計画を立てました。また、商業施設側と調整し、作業は営業時間外の夜間に実施しました。さらに、汚れに応じて中性洗剤とアルカリ性洗剤を使い分けることにしました。
2. 除塵清掃
まずホコリやゴミを除去する除塵清掃から始めました。先にホコリを取り除けば、後の水拭きで汚れが泥状になるのを防げます。床面は業務用バキュームで大きなゴミを吸い取り、棚や照明の上など高所もハンディワイパーでホコリを落としました。
3. 床のポリッシャー洗浄
今回の清掃で最も重点を置いたのが床のポリッシャーがけです。床タイルの表面と目地にたまった黒ずみを落とすため、まずアルカリ性洗剤を床に塗布し、少し時間を置いて汚れを浮かせてから、回転ブラシ付きのポリッシャーで全体を丁寧に洗浄しました。
汚水はスクイージーと吸水バキュームで回収し、再度中性洗剤で拭き仕上げ。タイル目地に入り込んでいた油分や靴底の汚れがしっかり取れ、歩いたときの足触りまで変わったのが印象的でした。
4. 換気扇洗浄
次に厨房の換気扇を洗浄しました。ファンやフィルターには長年の調理で油汚れが蓄積しており、これを落とすにはアルカリ性洗剤が不可欠でした。換気扇のカバーとフィルターを取り外し、アルカリ洗剤に浸け置いて汚れを浮かせ、ブラシでファンやフード内部を洗浄しました。油汚れが一掃された換気扇は新品同様に清潔になり、厨房内の換気効率も向上しました。
5. ガラス清掃
入口ドアや仕切りガラスは手垢や水滴で白く曇っていましたが、洗浄後は透明度が戻り店内が明るくなりました。中性洗剤を薄めた洗浄液とガラス専用クリーナーを使い、クロスとスクイージーで拭き筋を残さないよう仕上げました。
6. 仕上げ
床に落ちた埃は中性洗剤でモップ掛けして拭き上げ、厨房床の油汚れもアルカリ洗剤で洗浄して滑りにくい状態にしました。テーブルも中性洗剤で拭き直し、移動した家具を元に戻しました。こうして店内は清潔な空間に生まれ変わりました。 飲食店では、日常清掃では行き届かない箇所はプロに任せ、定期的なリセット清掃で衛生的な環境を維持しましょう。