都内アパートのエントランスの竹の伐採・除草実績
12月の寒空の下、東京都内のアパート1階バルコニーのフェンス隙間から伸びた木と、エントランス周辺に生い茂る竹(笹)の伐採・除草のご依頼を受けました。現場を確認すると、木は2階バルコニー下に届くほど成長し、竹のゾーンは幹が見えないほど笹の葉が密集していました。
1.施工準備
作業スペースは非常に狭く、チェーンソーの使用は困難と判断しました。代わりに手ノコや剪定ばさみなど、安全かつ細やかな作業が可能な道具を準備しました。作業前には周囲の住民の安全に配慮し、近隣への声かけを行い、万全の態勢で着手しました。こうした配慮により、近隣への影響も最小限に抑えることができました。
2.伐採・除草作業
作業当日、専門のスタッフが手際よく作業に取りかかりました。まずバルコニーのフェンスから顔を出していた木を根元から丁寧に手ノコで伐採しました。狭い空間での作業でしたが、一枝一枝慎重に切り進め、安全に倒しました。続いてエントランス脇の竹(笹)の密集地帯に取りかかりました。背丈ほどに伸びた笹を鎌で根元から刈り取り、絡み合った根も一本ずつ取り除いて徐々に密集を解消していきました。
切断後の木や竹の根元には、スポイト容器に入れた黄色い除草剤を切り口に直接塗布しました。これは再発防止と根絶を狙ったプロならではのひと手間で、切り口から薬剤を浸透させることで残った根にも効果を発揮します。狭所での作業でしたが、最終的には約2時間ですべての工程を終えることができました。伐採した枝葉や笹の葉もすべて回収し、現場はゴミひとつ残さずきれいに清掃しました。
3.作業後の変化と感想
伐採・除草作業が完了すると、畳4畳分ほどの広さに広がっていた笹の葉がまるごとすっきり無くなりました。エントランス周辺の視界は見違えるほど明るくなり、入居者の通行も足元がすっきり安全になったと感じました。実際、現場をご覧になった管理人様からは「こんなに綺麗になるとは思わなかった、助かりました」とお喜びの声をいただきました。
短時間でここまでの変化が得られたことに、施工した私たちも大きな達成感がありました。狭い空間での作業は決して簡単ではありませんでしたが、プロの技術と工夫で安全に完了できました。今回の経験を通じ、放置すると危険や景観悪化につながる木や竹も、適切な時期に適切な方法で対処することの大切さを改めて実感しました。今後も培ったノウハウを活かし、住環境の改善に貢献していきたいと思います。