【美装清掃実績】東京都内の人気アミューズメント施設の清掃作業2回目

都内の人気アミューズメント施設の美装清掃(2回目)

今回、東京都内にある人気アミューズメント施設にて、美装清掃(引き渡し清掃)を実施いたしました。

施設のオープン後、床の汚れ、とくにヒールマーク(靴底の擦れ跡)が目立つようになり、清掃のご依頼をいただいたものです。

夜間の閉館後に作業時間を確保し、プロのスタッフが床面洗浄とワックス仕上げを中心に丁寧に対応しました。

結果として床は新品同様の輝きを取り戻し、お客様にも大変ご満足いただけました。

以下、現場の視点から作業内容や工夫したポイントをご報告します。

ご依頼の背景と当社へのお問い合わせ

このアミューズメント施設では以前にもリニューアル工事後の引き渡し清掃をご依頼いただいており、当社の高品質なサービスにご満足いただいた経緯があります。

その初回の引き渡し清掃では、工事完了が引き渡し当日ギリギリになる状況の中、私たち清掃チームが柔軟に作業手順を変更し、お客様とリアルタイムに相談しながら清掃を完了させました。

スピーディーな対応と仕上がりの良さが評価され、引き渡し後に「またお願いしたい」というお声をいただいていた案件です。

今回オープン後に再び床の汚れが気になるとのことで、お客様がインターネットで「アミューズメント施設 清掃」といったキーワードで検索したところ、当社のホームページがヒットし、お問い合わせフォームからご連絡をいただきました。

当社サイトではお問い合わせフォームを整備し、実績紹介ページも写真付きでわかりやすく構成しているため、お客様にも安心して問い合わせていただけたようです。

問い合わせの決め手の一つとして「ページのデザインが見やすく、会社イメージキャラクターのパレットがかわいかったから」というお話も伺い、Web上での情報発信の大切さを改めて実感しました。

お問い合わせ翌日にはすぐにお電話で連絡を取り、さらにその翌日には現地調査へ伺いました。

お問合せから二日後には正式なお見積りをご提出し、お客様のご要望に迅速に対応いたしました。

このスピード対応と適正なお見積り金額がお客様にご評価いただき、今回の清掃作業をご発注いただく運びとなりました。

作業当日の段取りと現場対応

清掃作業は施設営業終了後の夜21時30分から開始しました。

スタッフは21時20分までに建物西側の搬入口(荷捌き場)に集合し、道具や資機材の準備、当日の作業範囲の最終打ち合わせを行いました。

深夜の作業でしたが、これはお客様の営業に影響を与えないための配慮です。

事前に取り決めた作業時間帯に合わせ、万全の態勢で臨みました。

当日は、リニューアル工事の工程が押しており、私たち清掃チームが作業を始められるのが当初予定より遅れるハプニングもありました。

しかし、現場責任者として私(清掃担当リーダー)は慌てずに、お客様の担当者とその場で作業手順や優先順位の再調整を行いました。

例えば、当初計画していた清掃範囲の順序を変更し、工事の完了したエリアから順次清掃を開始するよう切り替えました。

臨機応変な対応で無駄な待ち時間を減らし、最終的には予定どおりの時刻までに清掃を完了することができました。

作業範囲については、開始前にお客様と一緒に現地を歩きながら確認しました。

特に2階ロビーや廊下の床に黒いヒールマークが集中しており、「ここを重点的にきれいにしたい」というご要望を伺いました。

そこで、その部分に関しては通常よりも念入りな洗浄を行うことに決定しました。

また床を見ると、養生テープを剥がした後の糊跡(粘着テープの跡)も点々と残っていました。こうしたヒールマークやテープ跡などのしつこい汚れをしっかり除去することが今回の清掃のポイントになります。

床面清掃の手順と工夫

まず最初に、作業前の床の状態を写真撮影し、お客様への報告資料用に記録を残しました。

続いて、床面清掃の支障となる備品や可動什器はあらかじめ移動し、動かせない大型什器や壁際の部分はビニールシートで養生して保護しました。

清掃中に汚れや洗剤が飛び散ったり、ワックスが付着したりしないようにするための大切な準備作業です。

下準備が整ったところで、まず床全体の大きなゴミやホコリをほうきと集塵機で取り除きました。

次に、先ほど確認したテープの糊跡やシール跡については、専用のシール剥がし剤を使って丁寧にこすり取りました。

また、一部に金属製什器からのサビ汚れが床についていたため、サビ取り剤でこれも除去しています。床面を傷めないよう素材に合わせた薬剤を選定し、手作業で細かな汚れを事前に処理しました。

汚れの予処理が完了したら、いよいよ床面の機械洗浄に移ります。今回は14インチの小型ポリッシャー(床磨き機)を用意しました。

広さ約3,000㎡のイベント会場全体を洗浄するため、効率の良い機械作業は欠かせません。

特にヒールマークがひどかった部分には、ポリッシャーに茶色の剥離用パッドを装着し、床を傷めない範囲でしっかりと磨きました。茶パッドはワックスや汚れのこびりつきを削り取る力が強いため、黒ずんだ靴跡もしっかり除去できます。

ポリッシャーでは届かない壁際や隅の汚れは「隅擦り」と呼ばれる手磨き作業でカバーし、細部まで洗浄し漏れがないようにしました。

機械洗浄と手洗いによる隅擦りが終わったら、床一面に洗剤水が行き渡った状態になります。

ここでポイントになるのが汚水の回収です。

洗浄後の汚れた水を放置すると、再び床に汚れが定着したり、乾いたときに白っぽい洗剤跡が残ったりしてしまいます。

そのため、洗浄が終わった箇所から順次、業務用の強力バキュームで汚水をしっかり吸引回収していきました。

水が乾いて汚れが固着する前に素早く回収することで、床面にムラなく美装清掃を行うことができます。

さらにモップを使った二度拭きも実施しました。

最初のモップ拭き(1番モップ)では八の字を描くようにモップを動かし、微細な汚れまでしっかり回収します。

次にきれいなモップで仕上げ拭き(2番モップ)を行い、洗剤分を残さず拭き取るとともに乾燥を促進させました。

最後に送風機(ブロワー)を数台配置して床を完全に乾燥させます。

清掃後に床が十分乾いていないと、この後のワックスがうまく乗らないため、ここでもプロのノウハウを活かし、乾燥時間を見極めながら進めました。

ワックス仕上げと品質チェック

床面が完全に乾燥したのを確認後、樹脂ワックスによるコーティング作業に移りました。

まずは1層目のワックスをムラなく均一に塗布します。

広いフロアですが、扇状にワックスを塗り広げていき、塗り残しがないよう慎重に作業しました。

ワックス塗布の際には、先程養生した動かせない什器の周囲にも細心の注意を払い、必要に応じて什器のきわはハケや小さいモップを使って手塗りで仕上げています。

これは、大型什器の脚元などにワックスが付着しないようにするための工夫です。

実際、「什器の側面がテカテカになってしまった」なんて失敗例も世間では耳にしますが、当社ではそういったことがないよう一手間かけて対策しています。

1層目のワックス塗布後は、再び送風機を用いて強制乾燥させました。

乾燥を待つ間にスタッフ全員で床面を低い姿勢でチェックし、万一ホコリや髪の毛が落ちていればこのタイミングで静かに取り除きます。

幸い、今回は事前の除塵作業が功を奏し、気になるゴミの混入もありませんでした。

ワックスが完全に乾いたことを確認し、続いて2層目のワックスを塗布します。

2層塗りとすることで耐久性が格段に向上し、光沢も深みのある仕上がりになります。

一層目と同様に隅々まで注意深く塗布し、最後に再度乾燥させました。

二度のワックスがけが終わった床は、新品のような美しい光沢を放っていました。

最終的な仕上がりチェックでは、照明の映り込み具合を見たり、斜め方向から床面を見渡したりしてムラや塗り残しがないか確認しました。

床に置いていた備品もすべて元の位置に戻し、床面養生も忘れず撤去します。

作業前と同じレイアウトに復元し、最後に作業後の写真撮影と現場清掃(日常清掃レベルでの軽い掃き拭き)を行って、無事にすべての作業工程が完了しました。

作業を終えて:お客様の反応と今後の提案

深夜帯の作業ではありましたが、大きなトラブルもなく予定時間内に美装清掃を終えることができました。

清掃後、お客様と一緒に仕上がりをご確認したところ、「ピカピカになっている!本当に頼んでよかったです」と嬉しいお言葉をいただきました。

ヒールマークがすっかり消え、床全体が明るくなったことで、施設の印象も大きく向上したようです。

プロとして現場に立ち会った私も、お客様の笑顔を見てほっと安堵すると同時に、この仕事のやりがいを改めて感じました。

今回のご依頼では、定期清掃の導入についてもお客様からご相談がありました。

もちろん当社としては定期的に施設を維持管理させていただけるのが理想ですが、初回の引き渡し清掃から今回のご相談までそれほど間隔も空いていなかったこともあり、正直に「ひとまず今回の単発清掃で様子を見てみましょう」とご提案しました。

ポリッシャー洗浄と厚塗りワックスの効果で床面の美観がどの程度維持できるかを確認いただき、必要になったタイミングで次回以降の清掃を検討いただければというスタンスです。

無理に不要な作業をお勧めしない姿勢に対し、お客様からは「信頼できる」とのお言葉をいただけました。

当社としても、末永くお付き合いいただけるパートナー関係を築きたいと考えておりますので、お客様に寄り添った正直な提案を心がけています。

今回の東京での美装清掃の実績を通じ、改めて「お客様目線の丁寧な作業」と「迅速かつ柔軟な対応」の大切さを痛感しました。

アミューズメント施設のように人が多く集まる場所では、床の美観や清潔さが施設全体の印象を左右します。

当社では経験豊富なスタッフが現場ごとの状況に合わせた清掃プランを立て、プロの技術で施設をピカピカにいたします。

東京を中心に、こうした美装清掃や引き渡し清掃の実績も多数ございますので、施設清掃でお困りの際はぜひ私たちにご相談ください。

お客様に「頼んでよかった」と思っていただけるサービス提供をこれからも追求してまいります。

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