大手飲食店厨房の給水管改修工事の実績
以下は、大手飲食チェーン店厨房で行った給水管改修工事の実績です。給水管の経年劣化により水漏れが発生し、一部配管を交換する作業を実施しました。作業内容を項目ごとにまとめています。
1. 施工準備
給水管の破損箇所は、シンク下の床面付近でした。まず、シンクを取り外す準備として排水管を切断。作業スペースを確保するため、周囲を養生し、厨房機器や床面への影響を最小限に抑えました。シンクの取り外しは慎重に行い、その後、給水管の状態を確認しました。
2. 破損給水管の取り外し
破損箇所の給水管は鉄製で、経年劣化によるサビや腐食が進行していました。さらに、継手部分の劣化も確認されました。既存の継手とフレキ管を一つずつ取り外し、配管の内部に残った腐食物を除去。これにより、新しい部品が問題なく取り付けられる状態を整えました。
3. 新規部品の交換
劣化した配管部分に新しい止水栓と継手を取り付けました。同時に、給水フレキ管も交換。これらの部品は腐食に強い素材で作られており、今後の耐久性が向上します。部品交換は、既存配管との適合を確認しながら進められました。
4. 復旧作業
新しい配管を設置後、床面の埋没部分をモルタルで復旧しました。排水管も切断した箇所を接続し直し、元の機能を完全に取り戻しました。厨房内の作業であるため、復旧作業後には周囲を清掃し、衛生状態を維持しました。
5. 通水テスト
給水および排水のテストを行い、水漏れや詰まりがないことを確認しました。通水の状態は問題なく、配管が正常に機能していることが証明されました。
6. 作業完了と撤収
最後に現場の清掃を行い、厨房内を元の状態に戻しました。すべての作業は深夜帯(0:30~3:30)の間に実施され、店舗の営業に影響を与えないよう配慮しました。
今回の工事では、劣化した給水管を効率的に交換し、施設の信頼性を回復しました。施工後には、「水漏れの心配がなくなり、厨房の使用が快適になった」との声をいただきました。こうした実績を基に、今後もお客様のニーズに応える施工を提供してまいります。